どうも浅雲(あさぐも)です。注文住宅は土地の上に独立した建物ができることになるため、大小こそあれ庭や車を置くスペース等の外構部分ができることになります。
全てをコンクリート等の何らかの手段で覆ってしまえば雑草からは解放されますが、やはり少々は木々による潤いが欲しくなる方が多いと思います。今回は浅雲家の庭の活用と雑草対策の実例を1年間の経過を含めてお伝えいたします。
アイキャッチ画像は写真acより引用させて頂きました。
浅雲家の実例
まずは浅雲家の外構のおさらいです。費用的に正面のみで力尽きてしまい、南側の庭については真砂土敷きのみで建築時の雑草対策は全くありません。前面についてはほぼほぼコンクリートとなっており、植栽としてソヨゴと解体前にあったナンテン、インターフォンスペース前に花壇があります。また、左右については防草シートとバラス(砕石)敷きとなっています。
外構の詳細については以下も合わせてご覧ください。
以下はそれぞれ2021年3月現在の様子です。
インターフォンスペース花壇
こちらは2021年3月現在のインターフォン前の花壇スペースです。1~2ヶ月ほど前にチューリップを植えた芽が出てきています。チューリップを植えた際に雑草を抜いたため、現状は雑草はない状態です。こちらは基本的に花壇用の土のため、定期的な雑草メンテナンスは必須です。
柵前のナンテンスペース
こちらは現在はナンテンの木のみが植わっています。チューリップを植えた時に雑草を抜いたため、現状はきれいな状態です。夏場は他の花も植えていたこともあり、かなり雑草が生えていました。
シンボルツリーのソヨゴ
若干元気がありませんが、浅雲家のシンボルツリーのソヨゴです。こちらも小さいですが土スペースとなっており、同様に雑草を抜いて現状は生えていませんが定期的に抜く必要があります。
側面のバラス(砕石)敷き+防草シートスペース
バラス(砕石)敷き+防草シートスペースの様子です。こちらマンホールの側等に雑草が生えることもありますが、防草シート上となるためほとんど雑草はなく、抜くのも容易です。
後方の真砂土スペース
そしてこちらが浅雲家最大の問題点である、後方の真砂土スペースです。建築当初は全く雑草がなかったのですが、特に対策はしていないため、そのままだとすぐに雑草が生えてきます。定期的に雑草を抜いていたのですが、ここ最近放置していたら上の写真のような状態になってしまっています。かなりの頻度での対応が必要です。
雑草対策まとめ
雑草が生えないように施工
コンクリート・アスファルト・タイル等で覆う
こちらが居住後にメンテナンスフリーとなる最も効率的な方法です。冒頭にも記載しましたが、コンクリートやアスファルトで覆った場所からは物理的に雑草が生えることがありません。雑草対策に時間やお金をかけたくない・かけられない人はまずはそのスペースが最小限となる様に外構計画を立てるのが最善です。
浅雲家のアプローチはリビエラの黒いタイルを採用しています。
防草シート+α
また、コンクリートだけだと殺風景になってしまいますが、浅雲家の実例にある防草シート+砕石敷きは1年後の現時点ではかなり効果を感じています。こちらは施工品質にもよるところがあり、長期的には破れてしまったり劣化等で再施工の必要も出てくる可能性はあります。現時点の印象としては雑草はほぼ生えておらずおすすめできます。
バラス(砕石)敷き以外にも、人工芝等を組み合わせる方法もあります。自分の庭に求めるものを考慮して組み合わせを検討しましょう。
除草剤を撒く
後々の対策として想定できるのがこちらです。あまり強い除草剤は子供への影響も不安なため、定期的に安全そうな除草剤を撒いたりしていますが、その時は枯れても長期的にはまた生えてくるため、費用対効果とメンテナンスの手間的にはお勧めしにくいです。
まとめ
今回は浅雲家の外構の庭部分、植栽・花壇の現状と雑草対策をお伝えしました。注文住宅を建てるにあたって庭があると家庭菜園や花を植えたりすることができ、子供とも楽しい時間を過ごすことができておりその点は満足しています。
ただ、その代償として雑草対策が必要になってきます。まだ外構の庭がかたまっていない皆様は、ぜひ浅雲家の実例も参考にして頂き、必ず建築前に雑草対策について程度の想定をしたうえで計画を固めていただけましたら幸いです。
コメント