どうも浅雲(あさぐも)です。注文住宅を建てられた場合、多くの方は住宅ローンを利用することになるでしょう。その際、初年度には必ず確定申告という仕組みを利用した納税が必須となります。こちらは給与所得者いわゆるサラリーマンは通常不要のため、縁のない方も多いと思われます。今回は浅雲家の住宅ローン確定申告の実例をお伝えします。
こちら今年は4月15日が期限となりますので、まだの人は是非参考にしてください。
アイキャッチ画像は写真acよりSRT101さんの画像を引用させて頂きました。
住宅ローン確定申告実例
住宅ローン関連書類準備
住宅ローンの申請には以下の書類が必要となります。
【必ず必要】
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(原本)
・住宅の売買契約書の写しや工事請負契約書の写し
・住宅の登記事項証明書(原本)
【長期優良住宅の場合のみ】
・所管行政庁(都道府県・市区町村)の長期優良住宅建築計画の認定通知書の写し
・市区町村の住宅用家屋証明書(写し可)又は建築士等の認定長期優良住宅建築証明書
住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(原本)
こちらはご自身が契約した住宅ローン会社から1月ごろには送られてきます。紛失すると再発行等が大変なため、ちゃんと保管しておきましょう。
ちなみに浅雲家はパナソニックホームズの提携ローンで「住信SBIネット銀行」を選択しました。ネット銀行でも提携ローンが利用可能な場合がありますので、ハウスメーカーに確認してみましょう。
住宅の売買契約書の写しや工事請負契約書の写し
こちらは実際に請負契約を締結したものを保管しているはずですので、コピーしましょう。
住宅の登記事項証明書(原本)
こちらは住宅の登記の証明書で、法務局で取得が可能です。最寄りの法務局に出向く方法とオンラインで申請し郵送してもらう方法のふたつがあるので、状況に応じて対応してください。
ちなみに浅雲家では登記を自分で実施することで費用を15万円前後節約しました! 興味のある方は以下も参考にしてみてください。
申請方法を選択
まずは「国税庁 確定申告書作成コーナー」にアクセスしましょう。申請方法として、e-TAXを利用したオンライン申請と印刷して税務署に持っていく方法の2パターンがあります。マイナンバーカードがあれば圧倒的にスマホから送るのが楽なので、できるだけ事前にマイナンバーカードを取得しておくのがおすすめです。
事前確認
よっぽど古いPCでない限りは大丈夫ですが、環境を確認しましょう。今年の申告書の作成から所得税を選んで作成を開始します。
申告書等の作成
生年月日を入力しましょう。給与以外に申告する収入がある場合ははいを選びましょう。ない場合はいいえです。
収入金額・所得金額入力
まずは収入金額について入力します。
給与所得の入力
給与所得がない方はとばしてください。会社から発行された源泉徴収票を見ながら、必要事項を入力しましょう。特に詰まる部分はないはずです。
配当所得の入力
株式の売買等や配当金の受け取りをしている場合は入力しましょう。源泉分離課税で損が出ていない場合は記入の必要はありません。過去3年間の損益を通算できるため、損が出た場合は必ず入力しましょう。
雑所得の入力
その他、何らかの収入を得た場合は雑所得を入力しましょう。20万円までなら非課税となるため、入力の必要はありません。
所得控除入力
続いて所得控除の入力です。
地震保険料控除の入力
こちらは年末調整でも対応可能なのですが、わたしは年末調整の時に提出し忘れたため、確定申告で対応しました。こちらは1年目の場合は保険会社から送られてくる保険証書に地震保険控除証明書が付属しており、その金額を入力します。ちなみに火災保険は控除がありません。
寄付金控除の入力
いわゆる「ふるさと納税」をしている場合は、寄付金控除から入力します。住宅ローンの確定申告をする場合、ふるさと納税で確定申告が不要になる「ワンストップ特例」の適用を受けることができません。必ず確定申告で入力しましょう。
税額控除の入力
いよいよ住宅ローンのメインとなる部分の入力です。
(特定増改築等)住宅借入金等特別控除の入力
こちらがいわゆる「住宅ローン控除」となります。似たような項目がいくつかあるので間違えないようご注意ください。
基本情報入力
ご自身の状況に合わせて設問を入力してください。7を「はい」にしておくと、2年目以降は年末調整で控除を受けることが可能になります。
事前準備確認
こちらは最初に準備した書類をご用意ください。
金額や面積の入力
金額については請負契約の金額、床面積については登記事項証明書の数値を合算して記載してください。契約書の床面積とは異なる場合がありますのでご注意ください。
年末残高の入力
こちらは「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書 」を見ながら入力してください。
適用を受けることのできる控除の選択
こちらは適用を受けることのできる控除の選択です。ぶっちゃけ上記例の場合は全く一緒ではあるのですが、条件によっては優遇を受けられます。一度設定すると変更できないため、長期優良住宅・低炭素住宅の認定を受けている場合はそちらを選択しましょう。
以上で住宅ローン控除の入力終了です! 確認画面で不備がないか確認しましょう。
オンライン提出でも書類提出が別途必要
初回の住宅ローン控除についてはオンライン提出でも最初に準備した書類の提出が必要です。こちら郵送するか、税務署に持参しましょう。
まとめ
今回は住宅ローン控除の確定申告についてお伝えしました。浅雲家の場合は株式取引やふるさと納税があるため、毎年確定申告をしていたのでそこまで手間取りませんでした。はじめて確定申告される方はいろいろ戸惑われることもあるかと思います。浅雲家の実例を参考にしていただければ幸いです!
Web内覧会リンク
こちらから施主ブロガーの内覧会が見られますので是非ご覧ください!
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