画像はパナソニックホームズWebpage( https://homes.panasonic.com/ )より引用。
SUUMOカウンターに再相談
契約前の不安
2018年も11月となり、消費増税まであと4カ月と迫ったころ。住友不動産とサンヨーホームズの2社で検討を進めてきましたが、いまいち決め手に欠ける状況は否めませんでした。このままいけばどちらかで建築することになりますが、急に不安になってきました。
浅雲「もう1社くらい、ハウスメーカーを見ておきたいな……」
妻も同意し、早速SUUMOカウンターの担当お姉さんにメールで相談。「 間取りの自由度がある程度あり、提案力が高いハウスメーカー 」というオーダーをしたところ、数日後に以下のハウスメーカーを提示されました。
新たに提示された建築会社
- 積和建設(坪単価50万~)
- 泉北ホーム(坪単価40万~50万)
- ヤマダホームズ (坪単価60万前後)
- 積水ハウス (坪単価70万~80万)
- 住友林業(坪単価75万~90万)
- 三井ホーム(坪単価90万前後)
- パナソニックホームズ(坪単価60万~80万)
コンタクト会社選考
積和建設
SUUMOカウンターお姉さん寸評「 積水ハウスグループの会社様で、元々は施工をメインでされいている為、施工力に自信をお持ちの会社様です。また、積水ハウス様より価格を抑えてご提案いただける点も魅力的です。間取りについても、いろいろなテイストの住宅を手掛けられています」
積水ハウスグループの会社で、積水ハウスの建物を実際に建てる際の一次受けとなるのが積和建設です。構造は木造軸組工法、標準仕様は 耐震等級2相当で、プランによっては3となる形でした。
妻が地震をかなり気にしていることもあり、耐震性能は重視したいということで選外となりました。
泉北ホーム
SUUMOカウンターお姉さんの寸評「 性能と価格のバランスが取れている建築会社様です。
設備仕様が良く、基礎配筋を2重でされている為、目に見えない部分までこだわられています。予算は現在ご検討されている会社様と同じくらいか間取りによっては少し抑えられる会社様です 」
関西圏では、「ふるふるふるふるふる装備~」のCMでおなじみなのがこの泉北ホームです。 オプションなしで構造・性能・設備すべて揃った『フル装備の家』が売りとなっており、 本体工事費に照明、エアコン、カーテンまで標準で入っているのが大きな特徴です。一番シンプルな「SMILE PACKEGE」は2階建て33坪1555万円(税別)とコストパフォーマンスが高いです。
構造は ツーバイフォーが中心です。木造軸組工法より大工さんの腕に左右されにくい点や気密断熱性が高まる点はメリットですが、その分間取りの自由度が制限される点はデメリットと言えます。窓についても最近はリクシルのサーモスXトリプルガラス(熱貫流率1.11)が標準になっており、関西では一度検討にいれてもよいかもしれません。
ネットの評判をみると、標準が安いからこそ、標準を外れたオプションを選択すると一気に値段が跳ね上がるという書き込みもあり、そこまでこだわりなく建てたい方に向いていそうです。浅雲家はブログ等を見てかなりこだわりたい気持ちが高まってきていたため、泉北ホームは選外となりました。
ヤマダホームズ
SUUMOカウンターお姉さんの寸評「 ヤマダ電機グループの建築会社様です。性能と価格のバランスが良く、予算が抑えられる分、間取りに費用をかけていただけるかと思います」
ヤマダ電機の傘下ということもあり、「スマートハウス」を前面に打ち出しています。構造は、木造軸組工法、2x4、2x6が選択でき、窓の標準はアルミ樹脂複合Low-eと標準的な性能を持ってます。家電が建築価格にふくまれたプランがあるのも特徴です。
スマートハウスにはあまり興味がなかったのと個人的にヤマダ電機には良い思い出がない点から選外となりました。
積水ハウス
SUUMOカウンターお姉さん寸評「 鉄骨と木造の2つの工法をされている建築会社様です。基礎の組み方や外壁材が特徴的な会社様ですが、鉄骨の場合は特に大空間をとったデザインなどを得意とされています」
ここにきて大手ハウスメーカーの一角である積水ハウスが登場。お姉さんの言葉通り、鉄骨・木造の両方の工法があり、2018年の着工数は1万棟を超え、ハウスメーカーの中でも1位です。外壁材の「ダインコンクリート」やメーターモジュールの採用等が特徴です。
浅雲家ではCMが有名すぎてなんとなく高くなりそうというイメージで選外となりました。
住友林業
SUUMOカウンターお姉さん寸評「 大手ハウスメーカーさんの一つですが、隣地からの光の入り方や風の通り方などを考慮し、ライフスタイルに合わせた間取りをご提案いただける建築会社様です。構造や性能に関しては、柱を5本集めたような幅の広い柱で家を支えているため、耐震性能に優れています。防水シートや防蟻処理も他社様と比べ特徴的な会社様です」
「すみりん」こと住友林業も大手ハウスメーカーの一角で、自社で山林を保有し、国産材にこだわっており、木造の注文住宅という観点では間違いなくトップのハウスメーカーといえます。
住友林業は昔に実家の建て替えの時にも一度見積もってもらったのですが、性能は高いもののとにかく他のハウスメーカーに比べて狭くて高いというイメージです。また、本格的な間取り等の進行にはまず5万円を支払う必要があり、他の建築会社で契約すると帰ってこないため注意が必要です。浅雲家では上記のような経験から選外となりました。
三井ホーム
SUUMOカウンターお姉さん寸評「 大手ハウスメーカー様ですが、価格幅を柔軟にお持ちの建築会社様です。その為、ご予算についてもいろいろご提案いただける可能性がございます。木造の建築会社様ですが、耐震実験もされ、耐震性能についても自信をお持ちです。」
三井ホームは木造のツーバイフォー工法を先駆けて採用し、 高耐久で優れた耐震性能、断熱・気密性能を備えた「プレミアム・モノコック構法」を採用しています。また 建築家、インテリアコーディネーター、エクステリアデザイナーからなる専任チーム「クリエイティブパートナー」 による非常にデザイン性の高い家を作ることができるのも特徴です。
ただ、三井ホームの性能・デザイン力を最大限発揮しようと思うとかなりのコストが要求され、浅雲家の予算では難しそうだったため、選外となりました。
パナソニックホームズ
SUUMOカウンターお姉さん寸評「耐震性能・メンテナンンス・空気環境に自信をお持ちの会社様です。制震装置がゴムではないため劣化がしにくい点、外壁材のメンテナンスが掛かりにくい点、内装材(石膏ボード)に珪藻土が混ざっている為調湿効果がある点などが魅力ポイントです」
ついにパナソニックホームズの登場です。この時は知識不足で大手8大ハウスメーカーの一角であることは把握できておらず、耐震性能とメンテナンスに自信があるという点に非常に惹かれました。また住友不動産で選定していたパナソニックの10年掃除いらずのファンを妻が特に気に入っていたこともあり、パナソニックホームズならもっと安く入れられるのでは? との思惑もありました。こうして、浅雲家は追加でパナソニックホームズとコンタクトをとることになりました。
まとめ
ここでコンタクトを取っていなかったら、おそらく最終的には住友不動産で建築していた可能性が高いです。そういう意味では再度SUUMOカウンターのお姉さんに依頼したのは大正解でした。
ただ、この時にパナソニックホームズのみに声をかけたのが本当に正解だったのかは正直わかりません。今考えると、消費増税にこだわらずにもう少しハウスメーカーの比較をしたかったなというのが本音です。
まだハウスメーカー検討中の皆さまは後悔しないよう、いろいろな建築会社をご検討くださいね。
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