メンテフリーなオススメ床材の選び方

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建材比較
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主な床材とその特徴

どうも浅雲(あさぐも)です。今回は床材です。外壁や屋根と違って家そのものの性能への影響は少ないですが、日々の掃除という観点でのメンテナンス性が重要になってきます。また、足で踏みしめるという形で体に最も直接触れる内装材ですので、触覚の観点も重要となります。 内装材の中では、一番優先したほうが 満足度が高まると私は考えます。

フローリング

画像はパナソニックWebページ( http://sumai.panasonic.jp/ )
より引用

現代住宅のLDKや居室の床材は大抵フローリングになります。ただし、一口にフローリングと言っても、そのコストメンテナンス性には大きな差があります。

無垢フローリング

切り出した木をそのまま使用した床材が無垢フローリングです。 注文住宅といえば無垢フローリングを想像される方も多いかと思います。 木のぬくもりが感じられ冷えにくく、調湿効果があり、自然素材なので環境にも優しい建材です。

ここまでは良いことずくめですが、木材の種類によっても大きく変動しますがコストが高い点が最初のデメリットになります。床暖房との相性も悪い為、採用には注意が必要です。

このブログで最重要なメンテナンス性については両極端に意見がわかれます

前者はメンテナンスが大変派。自然素材であるため、割れや反りの発生が不可避となり、また木材の溝に汚れがたまりやすく、完璧な掃除が非常に困難であるのは間違いありません。ですので、溝にたまった汚れが気になるようなきれい好きの方はおすすめしにくい建材です。

もう一方がメンテナンスフリー派。不可避な汚れについても逆に味としておおらかに考え、メンテナンスは最小限とする方向性です。後述する合板フローリングは大きなキズがつくともう本来の仕上げ材の状態に戻すことは不可能ですが、無垢フローリングの場合は味として受け入れることができるなら、メンテナンス的なデメリットは全くありません

シートフローリング

無垢フローリング以外はすべて何枚かの板を張り合わせた合板フローリングとなります。この上部の仕上げの種類によって、コストとメンテナンス性が変動します。シートフローリングは仕上げが天然木ではなく、木目柄がプリントされたシートのフローリングです。分譲マンションや賃貸住宅はほとんどシートフローリングとなります。天然木ではないため、木の感触を楽しめず、安っぽくなってしまうのはデメリットですが、その分コストは安く、デザインも多彩でどの木材の図柄にしても値段は変わらず、タイル調など木材以外の図柄も豊富です。 掃除もしやすくワックスも不要であるためメンテナンスという意味では優れた床材です。ただ表面が木ではないため凹みや傷には非常に弱く、そうなった場合には張り替える以外の対応が難しいのが難点です。

突板フローリング

合板の表面仕上げのほんの数ミリが天然木になっているのが突板フローリングです。表面が天然木であるため、木の感触を少しは楽しめます。掃除のしやすさはほぼシートフローリングと変わらず、傷がつくと中の集合材が見えてしまい補修が困難となる点も同様です。凹みについてはシートフローリングよりは強くなります。

挽板フローリング

合板の表面2cm前後が天然木となっているのが挽板フローリングです。無垢とシートの良いとこどりのような性質を持っており、メンテナンス性と凹みキズへの耐性を兼ね備えます。コスト面については当然突板フローリングシートフローリングより高くなり、木材の種類や加工によっては無垢フローリングよりさらに高くなる場合もあります。

クッションフロア

ビニール性のやわらかいシート状の床材がクッションフロアです。防汚性、耐水性に優れ、デザインも多彩でトイレや洗面所等の水回りでほぼ採用されている床材です。コスト・メンテナンス性ともに抜群ですが、どうしても安っぽい雰囲気になってしまうのは否めません。またビニール素材のため熱に弱い点には注意が必要です。クッション性があることが災いし、重いものを乗せっぱなしにしていると必ず凹みが残ってしまう点も難点です。

タイルカーペット

いわゆるじゅうたんを50cmほどのパネル状にした床材です。昔は洋室といえばじゅうたんでしたが、今は完全にフローリングに地位を奪われた状態す。ただ足元の感触もよく、コストもシートフローリングと同等か安いものも多く存在します。パネル状のため、1枚単位で洗ったり交換したりすることも可能です。ただしパネル状であることが災いし、施工品質が悪いとずれやすい点は欠点です。

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オススメの床材

フローリングの材質のオススメ

よっぽど他の床材への希望がない限りは注文住宅はフローリングがメインとなります。フローリングの材質をどうするかはメリット・デメリットがあり非常に難しい問題です。きれい好きで掃除のし易さを最重視し、大きな傷や凹みをつけるような子供がいない場合はシートフローリング突板フローリング。天然木の良さと多少の傷や汚れには動じないおおらかさを兼ね備える人は無垢フローリングがオススメですが、そこまで極端には考えられず、どっちも気になる~という人は両方の良いとこどりである挽板フローリングをお勧めするのが後悔のない選択肢であると考えます。

パナソニックホームズの標準と浅雲家の選択

パナソニックホームズの標準(初期提案)は、私の場合はパナソニック突板フローリング「ベリティスフロアー」で、トイレと洗面所はクッションフロアでした。

ちなみに浅雲家では1Fの床は永大産業挽板フローリング「銘樹ロイヤルセレクション」、2Fは標準の突板フローリングで進行中です。娘がいるため、リビングだけでも天然木の感触を大事にしたいという思いがあり、正直無垢フローリングにも私は心動かされているのですが、妻が主にコスト面と掃除の手間で反対しております。

まだ床材については変更が可能なので、絶賛悩み中ではあります。1Fの挽板は契約直前で挽板にしたいと言ったら永大産業のものになってました。パナソニックの床材にも挽板フローリングは豊富にラインナップされているので謎ではあります。

また、担当建築士さんのオススメで、寝室の床材はタイルカーペットを選択しております。

床材は契約後でも変更は容易。ただし契約前に見積もりを!

床材は契約後でも変更が容易で、建築確認申請後もまだ発注まで猶予があります。ただし材質によって費用感が大きく変わるため、やはり契約前に見積もりに加えるべきです。建築会社を比較する場合もできる限り揃えておいたほうが比較がしやすくなります。

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