旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)vsパナソニックホームズ・向いている人・共通点違いを比較検証

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ヘーベルハウス

どうも浅雲(あさぐも)です。近年に地震や災害に強い会社として大きくアピールしたのがヘーベルハウスでおなじみの旭化成ホームズです。2021年1月に集計したブログ村登録数も6位と安定した順位を維持しています。

今回は旭化成ホームズとパナソニックホームズを 比較し、共通点とそれぞれのハウスメーカーが向いている人について比較検証します。 ただし、私はパナソニックホームズで最終的に建築したため、情報密度に差がある点はご注意下さい。 旭化成ホームズの表記は知名度の高いヘーベルハウス優先で記載させて頂きます。

アイキャッチ画像は写真acよりhimawariinさんの画像を引用させて頂きました。

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  1. 旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)とパナソニックホームズ比較検証
    1. 価格~坪単価はパナソニックホームズの方が安い
      1. 両ハウスメーカーで値引きができるのか?
    2. 耐震性~双方とも耐震等級3
    3. 構造~双方とも鉄骨造だが違いはあり
    4. 気密断熱性~双方とも不得意分野だがヘーベルハウスがリード?
    5. 間取り自由度~双方とも自由度は高く特徴あり
    6. 換気システム~ヘーベルハウスは第1種・第3種から選択、パナソニックホームズは第1種
    7. 全館空調~ヘーベルハウスは自社製品なし、パナソニックホームズは「エアロハス」
    8. 外壁~ALCvs「キラテックタイル」
    9. 屋根材~陸屋根vs KEMW社 製品
    10. 水回り設備~ヘーベルハウスの方が選択肢が多い
    11. デザイン性~双方とも武骨系で機能的デザイン
  2. 向いている人・いない人
    1. 双方向いている人
      1. 鉄骨の方が良い人・耐震性・施工品質の安定性を重視する人
      2. 大手の安心感・長期メンテナンスが欲しい人
      3. 気密断熱性をそこまで重視しない人
    2. ヘーベルハウスの方が向いている人
      1. ALCの外観や性能が気に入った人
      2. 屋上を作りたい・活用したい人
      3. パナソニック製品以外の水回りを導入したい人
    3. パナソニックホームズの方が向いている人
      1. 細かい部分まで自由度が高い間取りにこだわりたい人
      2. キラテックタイルに魅力を感じる人
      3. パナソニック製品が好きな人・抵抗がない人
  3. まとめ
    1. ハウスメーカー比較シリーズ

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)とパナソニックホームズ比較検証

旭化成Webページ( https://www.asahi-kasei.co.jp/)より引用

価格~坪単価はパナソニックホームズの方が安い

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)の主力商品の坪単価は70万円~90万円、パナソニックホームズは60万円~80万円程度です。 表面上はパナソニックホームズの方がワンランクは安くなります。坪単価については正直なところあくまで目安にすぎず、設備面を統一しないと見えない部分もあります 。

ただ、こちらから特にオーダーしないそれぞれのハウスメーカー標準仕様で同じ坪数にて見積もりを取った場合は、パナソニックホームズの方が安くなる可能性が高いと考えられます。

両ハウスメーカーで値引きができるのか?

ブログ等を見る限り、旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)については値引きは渋めの印象です。単純な坪単価の値引きという点では3%~6%程度という情報が多いです。ただ、設備のグレードアップを差額なしにしてもらったり、太陽光発電設置を無料にしてもらったり等の値引きならば可能という情報や、何らかのモニター特典等にて値引きになったりとう情報はありますので、合計としては実質10%前後の割引を引き出すのは不可能ではないと考えられます。

対してパナソニックホームズはどちらのパターンでも対応は可能です。 ブログ等の情報ではだいたい5%~15%の範囲が多く、浅雲家の場合もこの範囲におさまっています。

パナソニックホームズも旭化成ホームズもオプションで追加費用は実費ベースとなり割引はありません。最初の請負契約に盛り込んだほうが同じ値引き率でも値引き総額が高くなります。「請負契約前にオプションを盛り込む」はハウスメーカー・工務店で建築するうえで鉄則です。

耐震性~双方とも耐震等級3

耐震性という観点では双方とも余裕で耐震等級3となっております。ヘーベルハウスもパナソニックホームズともに売りのひとつである部分と言ってよいでしょう。 実大実験もどちらのハウスメーカーもやっているため、かなり安心感は高いといえます。

ヘーベルハウスの強さは冒頭にも書きましたが実際の災害にて実証されている点が大きいです。記録的な豪雨で鬼怒川が決壊した際はヘーベルハウスの家が残っている映像も話題になりました。基礎の強さも間違いなく、地震や災害に強い家を求める方には最有力候補となります。

パナソニックホームズは独自の地震建て替え保証があるため、もしもの時の備えという点ではパナソニックホームズに軍配があがると言えるかもしれません。 ただこちらも引き渡し日から10年という期限がありますので、そのあたりも勘案して判断しましょう。

構造~双方とも鉄骨造だが違いはあり

構造体も似通っている部分です。双方とも鉄骨造となっています。 鉄骨造の最大の利点は躯体を工場で生産することで、躯体の品質を一定に保っている点です。品質が均一化され、そこまで大きな瑕疵が発生しにくい点が鉄骨造の最大の利点です。 施工品質では互角と言えます。

パナソニックホームズは軽量鉄骨のみですが、旭化成ホームズは重量鉄骨も選択できる点は大きな特徴です。重量鉄骨にすることで、より大きな開口部を持った間取りにしやすくなります。解放感や大きなLDKを求める方は旭化成ホームズの方が得意と言えます。 ただし重量鉄骨の方がコストはあがりますので、必要性はよくよく検討しましょう。

気密断熱性~双方とも不得意分野だがヘーベルハウスがリード?

こちらは鉄骨住宅の宿命ともいえますが、気密断熱性については双方とも不得意分野です。断熱性の指標となるUA値も公表されていないことから、その点がうかがい知れます。双方ともZEH仕様が用意されていますが、裏を返すとZEH仕様にしないとZEH基準を満たす断熱性能は得られていないということにもなります。断熱性を重視する場合はそのあたり事前に確認したうえで検討しましょう。

ヘーベルハウスの断熱材は旭化成建材製の「ネオマフォーム」です。自社製品であり、断熱材の性能としては非常に高いです。対してパナソニックホームズは一般的なロックウールとなるため、この部分ではヘーベルハウスに軍配があがるといえます。ただ、結局は厚みによっても差異が出るため、双方の厚み等を比較しないと正確な結論を出すのは難しいです。

断熱材を高めるには窓の性能が非常に重要です。窓の標準も双方とも「 Low-eダブルアルミ樹脂複合サッシ 」となっており、断熱性に気を使っているハウスメーカーより劣っています。断熱性を重視する方はLow-eトリプル樹脂サッシにアップグレードすることをお勧めします。

ただし、あなたの住まう地域が「準防火地域」や「防火地域」にある場合は、断熱性を高めた採用ができない場合もあります。事前に土地の情報を確認し、営業に確認しましょう。

間取り自由度~双方とも自由度は高く特徴あり

カサートSの15cmピッチでの調整(パナソニックホームズWebページより引用)

双方ともユニット工法ではなく鉄骨軸組みであるため、大きな制約はなく間取り自由度は高いといえます。

ヘーベルハウスは尺モジュールのため、基本的には90cm単位で建物を構成していくことになります。 対してパナソニックホームズはカサートSの場合は 最小15cm単位で非常に自由度が高い設計が可能です。対して重量鉄骨を採用すれば、ヘーベルハウスの方がより大開口の空間を作りやすいと考えられます。

どちらの場合も構造上十分な耐震性を得るための制約が発生しますので、営業・設計士の方と相談してできる限り理想の間取りを追求しましょう。

換気システム~ヘーベルハウスは第1種・第3種から選択、パナソニックホームズは第1種

パナソニックホームズの第一種換気(パナソニックホームズWebページから引用)

ヘーベルハウスは第1種・第3種換気の選択となっています。熱交換式も選択可能で、選択肢が豊富であるのがヘーベルハウスの特徴といえます。ちなみにヘーベルハウスで採用されている換気システムはどちらの場合もパナソニック製を採用しているとのことです。

対して パナソニックホームズは「HEPA+」という換気システムを採用しており、吸気と排気を機械で行う第1種換気となっています。 外部からの花粉やPM2.5等の侵入を防ぐフィルターについてはパナソニックホームズ「HEPA+」は 0.3μmまでの微粒子を99.97% 除去を謳っいます。

換気性能という観点では第1種換気の方が優れていますが、第3種換気の方が費用面やメンテナンス面は安価・簡易ではあるため、換気システムに求めるものを考えたうえで検討しましょう。

全館空調~ヘーベルハウスは自社製品なし、パナソニックホームズは「エアロハス」

調べた限りでは、ヘーベルハウスは全館空調を推している商品が見当たりませんでした。ただ、既存の全館空調システムを導入してもらうことは可能のようです。

対してパナソニックホームズは「エアロハス」という全館空調が存在します。 「エアロハス」は熱交換式ではないものの、自動的に温度を判定して自動的にON/OFFしたり、部屋ごとに温度を調節できる機能を備えているのが特徴です。

全館空調の必要性については以下の記事も参考にしてください。

外壁~ALCvs「キラテックタイル」

浅雲家のキラテックタイル

ヘーベルハウスの大きな特徴がブランド名にもなっている「ヘーベル」(旭化成独自のALC外壁)です。俗に比類なき壁とも呼ばれるALC( 軽量気泡コンクリート)でできたパネル素材の外壁材です。こちらは外国ではメジャーな存在ではあり、高層建築等では採用されるのですが、一般住宅ではあまり採用されず、おそらくヘーベルハウスのみです。他社で採用できない理由としてはやはりコストが高くつく点で、自社製品だからこそできる強みと言えます。耐久性は高く60年持つといわれていますが、目地やひび割れが発生した場合のメンテナンスは必要となりますので、そのあたりの費用はよく聞いたうえで検討しましょう。

対するパナソニックホームズは「キラテックタイル」という TOTO製タイルを標準で採用しています。パナソニックホームズは現地で職人の手によってタイル貼りを行うことでシーリング目地がない工法をとっていることで、一切のメンテナンスフリーをうたっています

屋根材~陸屋根vs KEMW社 製品

ヘーベルハウスの特徴のひとつが、屋根を配置せず陸屋根として屋上等が設置しやすい点です。コンクリート造であることで、雨漏り対策がしやすく防水が強い点が陸屋根を採用できる強みとなっています。

「新大地」という屋根のあるシリーズもありますので、他の部分は気に入っているけど、陸屋根はちょっと……と思っている方はこちらのシリーズも検討してみてください。

対するパナソニックホームズは スレート瓦・瓦屋根が選択できます。スレート瓦の場合は、双方とも最大手といえるKEMW社のコロニアルグラッサがメインの選択肢になります。 初期費用は瓦屋根が少し高額になりますが、屋根の断熱性は向上します。メンテナンス性という観点ではスレート瓦の性能向上のため双方とも30年で吹き替えとなり、昔ほど瓦屋根の優位性はありません。

水回り設備~ヘーベルハウスの方が選択肢が多い

ヘーベルハウスはキッチンならばパナソニックをはじめ、LIXIL・トクラス等から、風呂はTOTO、LIXIL等、複数の選択肢から検討することができます。

対してパナソニックホームズはすべてパナソニック製が標準となりますので選択肢の幅という意味では狭くなります。逆にすべてパナソニックショウルームで完結するメリットもありますので、ここはよく水回りを使う人が使いたい会社があるかどうかで選択するのも一案です。

デザイン性~双方とも武骨系で機能的デザイン

両社とも良くも悪くも武骨系で機能的なデザインで、 好き嫌いがあるかと思うので一概には言えませんが、 デザイン面はあまり重視しておらず性能重視の人が向いている印象です。

ヘーベルハウスはやはり陸屋根とヘーベル版という大きな特徴がありますので、一目でヘーベルハウスとわかりやすい点は人によってメリットともデメリットともいえるでしょう。パナソニックホームズの特徴はシーリング目地のないキラテックタイルとなります。

デザインは住む人が気に入るかどうかが重要になってきますので、その観点で後悔のないよう検討しましょう。

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向いている人・いない人

建築中の浅雲家

双方向いている人

鉄骨の方が良い人・耐震性・施工品質の安定性を重視する人

鉄骨系を考えている人はパナソニックホームズ・ヘーベルハウスともに選択肢に入ると思います。品質を上げやすい点やシロアリに強くなる点以外では、耐震性能をあげやすい点、火災保険の保険料が安くなる点等ががメリットとなります。逆にデメリットとしては気密断熱性が不利になる点と固定資産税が高くなる点です。

大手の安心感・長期メンテナンスが欲しい人

ヘーベルハウスの保証(ヘーベルハウスWebページより引用)

双方とも大手ハウスメーカーであり、中長期的に見ても倒産の危険性は小さいと考えられます。 建築中に倒産してとん挫する等の可能性はほとんどなく、今後のメンテナンスやフォローもよっぽどのことがない限り継続してもらえる安心感があります。アフターメンテナンスを重視する人には大手ハウスメーカーの一角である両ハウスメーカーはお勧めです。

ヘーベルハウスは初期保証30年、30年目まで定期点検と有償補修をすることで最大60年まで保証を延長可能です。パナソニックホームズは初期保証が条件を満たすかどうかで35年か20年で分かれ、同様に定期点検と有償補修をすることで最大60年まで延長可能です。

気密断熱性をそこまで重視しない人

デメリットでもあげましたが、双方とも気密断熱性の観点では他の大きな売りにしているハウスメーカーと比べるとそこまでメインとしては推していません。気密断熱性を高めようと思うとZEH仕様の採用等、標準からのグレードアップを覚悟する必要があります。

ヘーベルハウスの方が向いている人

ALCヘーベル(ヘーベルハウスWebページより引用)

ALCの外観や性能が気に入った人

ALC外壁がヘーベルハウスの他社と違う最大の特徴の部分となりますので、やはりこの部分が気に入らないとヘーベルハウスにする意義が薄いといえます。まずはここが気に入るかどうかでヘーベルハウスを選択肢に入れるかを検討するのがおすすめです。

屋上を作りたい・活用したい人

陸屋根が作りやすくノウハウが蓄積されているのも他社にはないヘーベルハウスの特徴です。屋上を作ろうと考えている方は選択肢に入れることで、最終的には候補から外れたとしても優れた情報が手に入りやすいと考えられます。

パナソニック製品以外の水回りを導入したい人

リクシルやTOTO等の水回りを採用したい場合はヘーベルハウスの方が標準設定されているものがあるので、間違いなくお得に導入できる可能性が高いです。対してパナソニックホームズも他社製も選択は可能ですが、基本的にパナソニック製品からの選択が金額的に無難です。

パナソニックホームズの方が向いている人

細かい部分まで自由度が高い間取りにこだわりたい人

パナソニックホームズ・カサートSの場合15cm単位で間取りを構成できるため、一般的な尺モジュールであるヘーベルハウスより自由度が高い間取り構成が実現可能です。間取りに極限までこだわりたい人は、パナソニックホームズが向いていると考えられます。

キラテックタイルに魅力を感じる人

キラテックタイルの完全メンテフリーに大きな魅力を感じる人はパナソニックホームズがおすすめです。

パナソニック製品が好きな人・抵抗がない人

パナソニック製品が好きな人は水回りをふくめてあらゆるものがパナソニック製品が採用されるため、理想的です。決める場合もパナソニックショウルームで完結する部分が多い為、打ち合わせもスムーズです。

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まとめ

浅雲家外観

今回は旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)とパナソニックホームズを比較しました。どちらも主要ハウスメーカーの一角であり、耐震重視の鉄骨住宅メインと性能面でも価格面でも非常に近い両社です。是非鉄骨系を検討の方は今回の記事を参考にして頂けましたら幸いです!

ハウスメーカー比較シリーズ

他にもパナソニックホームズと他ハウスメーカーの比較記事がありますので、気になるハウスメーカーがありましたら是非合わせてご確認ください!

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