どうも浅雲(あさぐも)です。浅雲家も解体が終わり、いよいよ変更契約と着工が近づいてきました。今日は注文住宅における室内の雰囲気の大部分を方向づけるクロス選びのポイントと注意点となります。
注文住宅クロス選び方のポイント
ベースとなるクロスを決める
インテリアコーディネーターさんからもアドバイスがあると思いますが、まずはベースとなるクロスを決めるのがおすすめです。大体部屋の4面中3面をこのクロスでしめる事が多いです。
さらに言うと、同じベースクロスを家全体で採用するのもよりおすすめです。メリットとして部屋同士の連続性が生まれることで、通常より広く感じる効果があり、また統一感が出る事で、家全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
もちろん注文住宅なので、こだわらずに自由なクロスを選択することも可能です。あくまでおすすめと考えてください。
迷ったら白系
クロスは色々な柄や色があるため、ついつい色々な色を選びがちです。白系統の明るい色は光を反射するため明るくなりやすく部屋を広く見せる効果があります。一般的な賃貸住宅や建て売りは基本的に白が採用されている点から分かる通り、無難ではありますが最もハズレはありません。
デメリットとしては、汚れが目立ちやすい点と、個性が出にくい点となります。
アクセントクロスの考え方
ベースクロスが固まったら、アクセントクロスを検討しましょう。アクセントクロスは決まり事は無いので基本「自由」ですが、全体のバランスや統一感を考えるのがポイントです。
アクセントクロスは必ず採用する必要があるという性質のものではありません。ただせっかく変えられるとなると変えたくなりますよね。ベースクロスと同様に変えすぎないようにするのが第2のポイントです。変えすぎるとアクセントクロス自体が目立たなくなり、どこがアクセントでどこがベースか分からず逆効果になります。インテリアコーディネーターにも相談して、効果的なものを選びましょう。
寝室は落ち着いた色がおすすめ
お客様も入ってこず、広さも不要な空間であるため、寝室については明るい色より暗めの落ち着いた色がおすすめです。
トイレは冒険ポイント
インテリアコーディネーターさんのおすすめですがトイレは狭い空間で完全に隔絶された空間のため、失敗してもダメージが少ないポイントです。あえて冒険する必要はありませんが、冒険心あふれる方はトイレで凝ってみましょう。
実物を確認しよう
クロスは小さいサイズで見るのと大きいサイズで見るのとでは印象が大きく異なる場合があります。
クロスはサンゲツやリリカラ等の有名どころはショウルームがあります。是非一度は足を運んで大きなサイズや実際に貼られたクロスを確認しましょう。
予約していけば、担当者がついて意見も聞けます。自分たちでは考えつかなかった視点や提案をもらえる場合もあるので、大いに参考にしましょう。
パナソニックホームズの場合
標準は透湿クロス
パナソニックホームズは稚内珪藻土の調湿建材を使用していることをひとつの売りとしています。これはエコカラットのような調湿効果があり、ある程度は湿度を安定させる効果があります。ただ通常のクロスではクロス自身が建材の調湿効果をふさいでしまい、性能を発揮できません。
そのため、標準はパナソニックホームズオリジナルの透湿クロスからの選択になります。実物はサンゲツのEBエコクロスと呼ばれる製品のようですが、サンゲツの人に聞いても明確な答えは得られませんでした。
水回りサンゲツやリリカラより選択
透湿クロスは水に弱い弱点があるため、水回りは通常の他社製品のクロスより選択となります。
インテリアコーディネーターさんが標準と価格が変わらないカタログを教えてくれますので、特にこだわりがなければそこから選ぶのが良いでしょう。
浅雲家の場合はサンゲツのもののみの提示でしたが、他のパナソニックホームズ施主ブログを見るとリリカラのクロスも選択可能なようなので、インテリアコーディネーターさんに確認しましょう。
まとめ
クロスは打ち合わせ終盤に決め、性能面での差異や価格差がそこまで大きくない部分であるため、そこまで増額になる可能性は低い部分であると言えます。
ただしハウスメーカーによっては標準の幅が狭く、標準外のクロスを選ぶと一気に値段が跳ね上がる可能性もあるため、契約前に価格が変わらず選択可能なクロスについては確認しておきましょう。
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