注文住宅で採用したい②!エコカラットのメリットデメリット

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エコカラット

どうも浅雲(あさぐも)です。浅雲家もついに地鎮祭終了し、工事が開始となります。今回は前回のシーリングファンに続いておしゃれさと機能性を兼ね備えたアイテムである、エコカラットのご紹介です。

今回の画像はすべてリクシルエコカラット公式ページ( https://ecocarat.jp/ )より引用させていただきました。

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エコカラットの概要

エコカラットとは?

エコカラットはリクシル製の室内用壁材の一種で、注文住宅打ち合わせにおいてはクロスを選ぶ感覚で選択します。固い焼き物のいわゆるタイル素材で出来ており、多数の微細な孔を持つ事で様々な効果を持ちます。

また、少し前までは通常のエコカラットと水濡れや汚れに強いエコカラットプラスのラインナップがありましたが、2019年3月受注分より全ての商品がエコカラットプラスに統一され、水回りに使いやすくなりました。

エコカラットのメリット

調湿効果

エコカラットは2008年に調湿建材の認定を受けており、その効果は調湿建材として名高い珪藻土の5倍以上と謳われています。

湿度の高い時は吸湿し、乾燥してきたら放湿する事で、快適な湿度が保ちやすくなります。湿度を保つことにより、結果的にダニやノミ等の発生やカビを抑制する効果もあります。

臭いを低減

悪臭の原因となっている物質を吸収する事により、くさいニオイを低減する効果があります。匂いが気になる部分に使うことで、快適な空気環境を保つことができます。

アレルギー原因物質低減

シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドのような有害物質を吸着することにより、アレルギーへの対策にもつながります。ホルムアルデヒド低減建材としても認定を受けています。

DIYが可能

ブロック状になっており、接着剤等の施工に必要なアイテムが同梱されたものを個人で購入することができます。自信のある方は是非DIYに挑戦してみましょう。

おしゃれなデザインが豊富

エコカラットには多くのデザインパターンがあり、非常におしゃれな空間の演出が可能です。タイルのため、非常に高級感があるのが特徴で、部屋のグレードを一段引き上げる効果があります。

エコカラットのデメリット

このように豊富なメリットを持つエコカラットですが、もちろんデメリットもあります。

非常に高い

一番のデメリットはやはり価格が高いことです。普通にクロスを貼る場合に比べ、大幅増額を覚悟する必要があります。

エコカラットのグレードにもよりますが、素材だけでも通常のクロスに比べて5倍から10倍、さらに施工費がかなりかかるため最終的な差額は20倍に達することもあり得ます。

掃除がしにくい

エコカラットプラスになり汚れに強くなったとはいえ、タイルの性質上、掃除はしにくいです。デザイン的に凹凸があるものも多いため、掃除のしにくさはさらに大幅に上がります。メンテフリー的には掃除の手間が増えるのはマイナスです。

衝撃には弱い

タイル焼き物で凸凹しているため、何かものが当たったりすることで、割れたり欠けたりする可能性があります

壁の活用がしにくい

タイル焼き物素材という性質上、壁に絵や写真をかけたりする事は出来ません

変更がしにくい

これも焼き物タイル素材の性質上、通常のクロスと比べて剥がしにくいため、完成後にしっくり来なかった場合にやり直すのが困難です。

機能効果を得るにはある程度の面積が必要

調湿効果等の効果を十分に得るためには、空間の大体4面中1面がエコカラットになっている必要があります。あまりに狭い範囲だと思ったような効果を得られない可能性があります。

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まとめ

エコカラットの使い方・ 採用におすすめな場所

非常に高価なため、壁すべてをエコカラットにする等は現実的ではありません。そのため、アクセントクロスに近い使い方になります。

採用におすすめな場所の第一候補として検討したいのが玄関です。やはり家の顔となりますので、高級感があるとお客様が来たときにも「こやつ出来るな!」という印象を与えることができ、一目も二目も置かれる事は疑いありません。また自分自身もエコカラットを見てニヤニヤする事で満足感を得られ、毎日の通勤通学のストレスも軽減されることは確実です。また靴のニオイをはじめとする不快なニオイを低減する事で快適な空間になる事が期待できます。

2番目に検討したい場所はトイレです。こちらはニオイの軽減効果はもちろんの事、玄関と同様の効果が期待出来ます。他に採用が多いのがリビングのテレビ裏面で、こちらは目に入りやすい部分と壁に触れにくい部分であるため、効果を実感しやすく手間も少なくなります。

浅雲家の場合

浅雲家は上記オススメポイントである玄関とトイレに採用しました。玄関は最初カームウッドだったのをキルトの白色に変更、トイレは廃盤になったクミーノからフェミーナのピンク色に変更して採用しました。 玄関のキルトが+21,100円、トイレのフェミーナが+14,300円、施工費が+42,900(すべて税別)となりました。詳細は以下もご確認ください。

いつ見積もるべきか?

エコカラットの種類や色の選定は契約後で問題ありません。ただし、エコカラットは非常に高価であるため、契約前にある程度見積もりを入れておきましょう。さらに見積もりの際はいったん単価の高いエコカラットを入れておくのがお勧めです

また高いと言っても10万単位であるため、契約の最後の一押しでサービスしてもらいやすい部分でもあります。おしゃれさと機能性を兼ね備えたおすすめアイテムですので、まだ検討中の皆さまはできるだけ契約前に盛り込んでおきましょう!

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