どうも浅雲(あさぐも)です。何度か繰り返し書かせて頂いておりますが、浅雲家が建てたパナソニックホームズの標準仕様は現代の注文住宅基準でいえばけっして高気密高断熱とはいえません。ただ逆に言えば、現在の注文住宅、鉄骨住宅が冬にどれくらいの室温になるのか? は皆様ご興味があると思います。
今回はあくまで浅雲家の実例とはなりますが、パナソニックホームズのひとつの例として参考にしていただければ幸いです。
アイキャッチ画像は写真ACよりごろたんさんの画像を引用させて頂きました。
浅雲家の注文住宅スペックについて
基本仕様
浅雲家の基本仕様は以下の通りです。特に断熱性能を上げたりはしておらず、パナソニックホームズの標準的な仕様となっております。
ハウスメーカー:パナソニックホームズ
居住地:関西(6(Ⅳb)地域)
坪数:32坪
商品名:カサートS
躯体構造:軽量鉄骨造
窓:三協アルミ製アルジオ(防火窓)アルミ樹脂複合サッシ
屋根材:コロニアルグラッサ(スレート瓦)
全館空調:なし
吹き抜け:あり
断熱工法:基礎断熱工法
天井:ロックウール210mm厚
壁:ロックウール105mm厚
基礎:ポリスチレンフォーム90mm厚
詳しい仕様については以下も参考にしてください。
浅雲家の冬は基本的に寝る前にリビングのエアコンを消し、寝室や2階ホールのエアコンは使用しておりません。そのため、深夜は基本的に徐々に冷えていく形になります。
浅雲家の冬早朝の室温について
2月18日朝の室温
浅雲家がある関西は2月18日に寒波が押し寄せ、外の温度が氷点下となりました。上記の写真は2月18日6:30ごろに2階の寝室で計測した温度・湿度となります。温度は13.7度、湿度は41%となりました。下部に表示されている最低気温が13.0度なので、13度は維持されています。
また以下の写真はパナソニックホームズの換気システムHEPA+上での地下温度と1階室内温度となります。
HEPA+での室外温度は4度、1階の室温14度でした。HEPA+の室外温度が微妙に高いのはおそらく計測位置の関係上と思われます。基本的にはテレビ等で発表されている最低気温よりは少し高めに出ている印象です。
2月17日朝の室温
比較として、最低気温が4度だった2/17朝の気温となります。こちらは気温16.6度、湿度43%となりました。最低温度が14.8度なので、深夜はもう少し気温が低かった様子です。
同様に以下は2/17のHEPA+の温度となります。
こちらは室外温度は7度、室内温度は18度となりました。
エアコンをつけた時の温度について
リビングエアコンの性能
浅雲家のリビングエアコンは住宅エコポイントで手に入れた、ダイキンの2019年製23畳用のうるさら7です。
浅雲家のリビングダイニングが14.1畳、キッチンが4.1畳、畳コーナーが5.3畳の合計23.5畳のため、ほぼ畳数通りのエアコンです。浅雲家の間取り詳細は以下をご覧ください。
ただ、上記の間取りを見ていただいただければと思いますが、浅雲家にはリビング直上に吹き抜けが設置されており、まったく囲いがないため、暖房にはかなり不利な状況にはなっています。
それでも、エアコンをつけるとリビングはすぐに温まり、だいたい20度~22度で安定した室温となります。エアコンの性能という意味では電気代は高くなっていますが、部屋を暖める能力という観点では十分でした。
浅雲家における冬の電気代については以下も合わせて参考にしていただければ幸いです。
窓の結露について
こちらについては、現状最も寒くなった2/17日でも各窓を見てみましたが結露は確認できませんでした。そこまでずっと見ているわけではありませんが、これまでも結露が発生している様子はありません。湿度についてはだいたい40%台となっておりあまり加湿しておらず全体的に乾燥気味であることも影響しているのかもしれません。また、画像の1階のふたつの掃き出し窓には電動シャッターをつけており、夜は毎日閉めていることも結露を防ぐ一因になっている可能性はあります。
ここは賃貸マンションで冬場は窓がびしゃびしゃになっていたことを考えると大きな進歩と言えます。
まとめ
今回は浅雲家におけるパナソニックホームズの早朝の室温実例をお届けしました。冬の室温については快適に過ごすうえで非常に重要な要素となっております。ただ、断熱性能をあげるとその分コストがかかることも間違いありません。
浅雲家の実例も参考にして頂き、自分や家族の優先順位を考えたうえでどこにコストをかけるかを検討頂けましたら幸いです!
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