どうも浅雲です。今回は玄関扉・玄関ドアのおすすめとパナソニックホームズにおける玄関扉・玄関ドア選びです。
浅雲家選択扉とeエントリー画像は三協アルミWebページ( https://alumi.st-grp.co.jp/)より引用させていただきました。
パナソニックホームズの場合
パナソニックホームズの玄関扉・玄関ドアは基本的にパナソニックホームズで部材設定されている扉の中から選択になります。
どうしてもこだわりがある場合はその他の扉も選択出来ますが、価格が跳ね上がる点には覚悟が必要です。
玄関扉はパナソニック製はなく、型番がSから始まる三協アルミ製、Lから始まるリクシル製、Yから始まるYKKAP製等からショウルームで選ぶ形になります。
開き方による種類
通常の片方向の開き戸以外にも選択肢があります。
親子扉
開き戸のもう一方に子ドアが付いている扉です。
もしもの時に開口が少し大きく取れるのがメリットですが、コストはその分あがります。
子ドア部分にガラスを持ってくることで採光を増やすことが出来る点もメリットです。ただしガラスの分断熱性能は下がるデメリットもあるため優先をよく考える必要があります。
引き戸
引き戸は開き戸に比べて手が塞がっている状況でも出入りしやすく、ポーチ部分が広くなくても導入できる点がメリットです。ただ開き戸に比べて気密性能は悪く高くなりがちであるのはデメリットであるため、導入には注意が必要です。コストも開き戸より高くなります。
引き違い戸
昔の日本住宅に多かった玄関扉です。こちらも引き戸同様に出入りのしやすさとポーチ部分の省スペースがメリットです。
ただし引き戸以上に扉部分が大きく断熱性能や気密性能が下がりやすい点はデメリットで注意が必要です。コストもさらに高くなります。
スマートキー(電子錠)
注文住宅を建てる際に是非とも採用をおすすめしたいのがスマートキー(電子錠)です。
最近の自動車では標準装備となりましたが、従来の鍵穴に鍵をさして回す動作が不要となり鍵を持ってボタンを押すだけでドアが開閉できるようになったり、持っているだけで自動開閉したりする事が可能になります。 また電車の改札のようなかざして開閉するタイプもあります。
ただし、各玄関扉の会社ごとに微妙に機能が異なりますので選択には注意が必要です。
三協アルミ
DCとACの2タイプがあり、鍵を所持しているだけで取り出さなくてもボタン開閉ができる点については同じです。
eエントリーDCタイプ
電池式のタイプでコストが定価で5.5万円と安めなのがメリットです。独立した機構となっておりインターフォンとの連動が出来ない点がデメリットとなります。
eエントリーACタイプ
配線式のタイプでコストは11万円と高くなり、別途工事費も必要になるため、かなり割高にはなります。
かわりにインターフォンとの連動が可能となり、例えばマンションでよくあるようなインターフォンからの玄関扉の開閉やスマートフォンと連動できるようになります。またインターフォンの機能でスマートフォンでの応答が可能な場合ならスマートフォンからの玄関扉の開閉や状態確認ができるようになり、非常に便利になります。
リクシル
リクシルの場合3タイプのスマートキーが選択可能な扉と1タイプのスマートキー一択の扉の2種類が存在します。
CAZAS+(カザスプラス)
カードか楽天edyの入った携帯端末を扉にかざすことで開閉可能になるスマートキーです。
リクシルで新規扉の場合は標準装備となりますがかざす動作が必要になる点がデメリットです。また電池式のため、インターフォンとの連動は出来ません。
タッチキーK
eエントリーDCタイプとほぼ同等の機能です。同じく鍵を持ってボタンを押すだけで開閉するスマートキーです。電池式になるためインターフォン連動は出来ません。標準価格+2.5万円で変更可能です。
システムキーK
こちらはeエントリーACタイプとほぼ同等になります。配線式となるためインターフォンとの連動が可能となり電池交換も不要となります。標準価格+5万円に配線工事費が上乗せで必要となります。
タッチノータッチキー
リクシルの扉タイプによってはこちら一択となります。基本はシステムキーKと同様で配線式ですが、ボタンを押さなくても鍵が近づくだけで開閉を自動で行うようにする設定も可能です。
YKKAP
ピタッとKey
機能的にはリクシルのカザスプラスに近く、鍵をかざす事で扉を開閉する事が出来ます。こちらは配線式になるためインターフォンとの連動は可能です。4.8万円+工事費が追加コストとなります。
ポケットKey
こちらはピタッとKeyに取り出さなくても鍵を持っているだけでボタンを押して開閉する機能が追加されたものになります。同様に配線式となり、価格は9.8万円+工事費です。
まとめ
玄関扉種類のおすすめ
こちらは気密性の観点から大体の人には一般的な開き戸がおすすめです。玄関が広い場合は親子ドアの選択はありです。
ガラス付きの扉にするかは採光と断熱のバランスを勘案して決める必要があります。
スマートキーおすすめ
開閉の仕方
まずは持っているだけで開く方が良いのかかざすタイプが良いのかを決めましょう。
おすすは自動車同様の持っているだけで開閉出来るタイプですが、こちらの意外なデメリットとしては玄関周辺に鍵を置けない事です。当たり前ですが誰がボタンを押してもおいておいた鍵で扉が開いてしまうからです。これは慣れの問題と言えますが、もう一点、オートロックモードにしていると鍵を持たずに出てしまって締め出されてしまう危険があります。
電池式か配線式か?
コストが許すなら配線式がおすすめです。
電池式の方が安く工事も不要ですが、独立しているためインターフォンとの連動が出来ません。遠隔操作で鍵を開閉したり、扉が閉まっているかを確認したいという場合配線式一択となります。
また電池式は当然ですが電池交換が必要です。結構な本数の交換が必要となるため、ランニングコストと手間がかかるのが電池式のデメリットです。
ただし、玄関ドアと配線式で接続する場合はインターフォンについても対応しているか確認する必要があります。スマホでの開閉等に対応できるかどうかはインターフォン側の機能によって決定します。
注文住宅におけるインターフォンの選び方については以下の記事も参考にしてください。
浅雲家の選択
浅雲家ではまずデザイン面から妻により三協アルミの扉を選択しました。また採光面と見栄えを重視してかなりガラスの入った親子扉としました。
スマートキーについては車の鍵でも便利さはすごく実感出来ていたので、採用は決めており契約時も盛り込んでもらっていました。ただし契約段階は自動のものとだけ伝えていたので電池式のeエントリーDCタイプが入っていました。
契約後の打ち合わせで確認したところ浅雲家で入れているインターフォンがスマホでも応答が出来るタイプとなっており、例えばスマホから開閉しようとすると配線式である事が必要でした。また玄関扉閉めたっけ? となって確認に戻ることの多い浅雲家ではスマホで開閉状態を確認できるのも魅力的であったため、最終的に配線式のACタイプにアップグレードしました。工事費込みの増額は+63,900円でした。
(2020年5月追記)
ついに完成し、玄関扉について以下のWeb内覧会玄関編にて浅雲家の採用例が見られますので合わせて参考にして頂けましたら幸いです! スマートキーはやはり非常に便利ですよ!
まとめのまとめ
玄関扉は家の顔であり外出する際は必ず通る場所となるため、コストをかけたなりの満足度が高い部分と言えます。
また結構値段の幅が高く、私の事例のように思っていた機能が入っていない場合もありますので、断熱性やスマートキーのタイプ等、自分のしたい事が実現できるかを確認して契約前に固めましょう!
玄関について検討中の方は、以下にて注文住宅における玄関框(かまち)の理想の高さについての記事も書いておりますので、合わせて参考にしてください。
(2020年10月追記)
入居後、半年が経過しましたが、スマホからの施錠確認と施解錠操作は非常に便利でおすすめです! ぜひ下の記事も合わせてご確認ください!
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