どうも浅雲(あさぐも)です。今回は浅雲家で発生したちょっと後悔しているポイントである、HEPA+の床下点検口の位置についてです。
かなり地味な後悔ポイントなのですが、設計段階での検討が必要な部分とはなりますので、まだ建築前の方で同様な問題が起こり得そうな方は参考にしてみてください。
アイキャッチ画像は写真acより引用させて頂きました。
HEPA+床下点検口
HEPA+とは
パナソニックホームズの換気システムは第一種換気のHEPA+です。こちらは床下にフィルターを設置し換気を行うことで室内の空気をきれいにする仕組みとなっています。床下にフィルターがあることで、メンテナンスがしやすくかつ居住空間も減らないというメリットがあります。
逆にデメリットとしてあげられるのが今回の話題であるHEPA+床下フィルターにアクセスするための床下点検口を必ず設置しないといけない点です。そのため、パナソニックホームズの住宅では必ず通常の床下点検口とHEPA+のものと合わせてふたつの床下点検口が存在することになります。
以下の記事で一条工務店との比較で換気システムも比較しています。合わせて参考にしてみてください。
HEPA+点検口間取り位置
浅雲家の点検口は洗面所の玄関側からの入り口すぐに配置されています。よく通る導線上に配置されていますが、逆に言うと上に物を置く可能性は低く、メンテナンスは3か月に1回であるため、大きな問題にはならないだろうと考えていました。
洗面所については今回の件も含めて後悔の多い場所となりました。他の後悔ポイント含めた内覧会は以下の記事も参考にしてみてください。
参考:通常点検口間取り位置
通常点検口は床下収納兼用となっており、キッチンに配置されています。こちらはキッチンマットが重なってはいますが、特にトラブルは発生していません。
後悔ポイント
床下点検口と珪藻土バスマットと相性が悪い
肝心の何故後悔ポイントとなったのか? ですが、端的に言うと床下点検口の微妙な盛り上がりと珪藻土バスマットの相性の悪さです。
最近はアスベスト含有の問題もある珪藻土バスマットですが、普通の布製バスマットより手入れが楽なことからメンテナンスフリーを標ぼうする浅雲家では愛用しております。ですが点検口との相性は最悪でした。
まず床下点検口の微妙な盛り上がりによって珪藻土バスマットががたつきます。これだけでも微妙なのですが、その盛り上がりによっててこの原理が働き、現時点で半年に一回の頻度で珪藻土バスマットが折れてしまっています。
点検口はわずかな盛り上がりですが、水平なところに置くことを原則としている珪藻土バスマットはがたつく場所に置くのはお勧めできません。
どうすれば防げたのか?
浅雲家はまだ未就学の娘がいることもあり、珪藻土バスマットをみっつ配置しています。そのため通常のバスマット配置では接触しない点検口のところまでバスマットを置く形になりました。珪藻土バスマットががたつくことがわかっていれば、もう少し風呂から離した位置、例えば洗濯機と収納の間等に持っていくことも検討できたかもしれません。ただ、そちらに持っていくと今度は収納の扉との干渉も気になる所です。
まとめ
今回は浅雲家で発生した後悔ポイントである、HEPA+床下点検口位置についてお伝えしました。パナソニックホームズの場合はふたつの床下点検口配置があり、だいたいは洗面所とキッチンに配置される可能性が高いと考えられます。パナソニックホームズ以外の場合でも必ずひとつは床下点検口が存在します。配置位置については設計時に一度は必ず問題がないか確認しておくようにしましょう。
浅雲家で発生した事例も参考にして頂き、懸念事項がないような配置を心がけていただければ幸いです!
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