どうも浅雲(あさぐも)です。年末の忙しさにかまけ、更新が滞ってしまいました。そんな中、浅雲家も上棟があっという間におわってしまいました。アイキャッチ画像は上棟工事後の浅雲家の様子です。
基礎の写真をたくさん撮っておこうと思いましたが、まったくそんな余裕はありませんでした。今回は、浅雲家の実例からパナソニックホームズにおける工事開始~引き渡しまでの流れについてです。
パナソニックホームズにおける流れ

地盤調査と地盤補強
実際に家を建て始める前に、地盤調査を行い、地盤が弱い場合は地盤状況に応じた地盤補強を行う必要が出てきます。だいたいの場合において、分譲地等でない場合、解体工事前の土地等の場合は地盤改良費がある程度見積もられているはずです。
地盤の状態によっては30万程度~100万程度の地盤補強費が発生する可能性があるため、注意が必要です。
基礎工事
住宅の基礎となる工事です。パナソニックホームズはいわゆる布基礎を採用しています。基礎の種類には立ち上がり部分だけでなく地面全面をコンクリートで支えるベタ基礎と立ち上がり部分のみで支える布基礎があります。
イメージではベタ基礎の方が強そうに感じますが、布基礎の方が基礎の深さは上回っており重量がある建築物を支えるには向いており、軽量とはいえ鉄骨造のパナソニックホームズには向いている構造といえます。シロアリへの耐性はベタ基礎の方が上ですが、鉄骨造の場合は少なくとも基本構造が木ではないため、大きな問題にはなりません。逆に木造の場合はベタ基礎でない場合、白アリ対策は十分に考える必要があります。
上棟工事
基礎が完成すると、次は上棟工事に入ります。パナソニックホームズの場合は、外部に面する部分は工場生産のパネル構造になっているため、窓がくっついた状態の壁がわずか2日間の間でクレーンで吊り下げられて組み立てられ、上棟工事が終わるとほぼ家の形ができることとなります。
大工工事
上棟工事の後、大工工事に入ります。玄関扉の設置等が行われますが、パナソニックホームズの場合の大きな部分としてはキラテックタイルの貼り付けがあります。セキスイハイムの場合は外壁タイルも工場で張り付けられた状態で上棟工事をむかえますが、パナソニックホームズの場合は現地でタイル貼りを行うことになります。
屋根工事
大工工事と並行して、屋根の工事も行われます。こちらは屋根の材質によっても異なりますが、パナソニックホームズの場合はカラーベストか瓦屋根のどちらかになる場合が多いです。
足場解体
ここまで来たら外回りの工事は終わり、外壁の足場が解体されます。
内装工事
最後に内装工事が行われます。トイレ、風呂、キッチン等の設備の搬入や接続、クロス貼り、電気系統の接続等、様々な種類の工事が行われます。
竣工検査
工事後に検査が入ります。ここで何らかの問題が発生した場合は手戻りが発生するため、引き渡し時期が遅れることになります。
引渡し
すべての検査が完了し、双方が合意すれば引き渡しとなります。パナソニックホームズの場合は他の施主ブログでもおなじみですが引き渡しは「入魂祭」と呼ばれています
実例と注意点

浅雲家の場合
浅雲家の場合は、以下の日程で進行しています。
- 基礎工事 12月2日~12月22日
- 上棟工事 12月24日~12月25日
- 大工工事 12月26日~1月29日
- 屋根工事 1月6日~1月28日
- 足場解体 1月29日
- 内装工事 1月30日~2月6日
- 竣工検査 2月13日
- 入魂祭 3月25日
竣工検査から入魂祭までが意外と長いですが、その分はなんらかの問題が発生した場合にバッファとして使われるようです。大体パナソニックホームズの工期としては3カ月~4カ月となります。
まとめと注意点
工事が始まると、基本的に施主はこちらから働きかけないかぎりすることは基本ありません。少しでも疑問に思ったことがあれば、営業担当か工事開始前に紹介される現場の監督者に確認しましょう。上棟工事は平日になるため、どうしても立ち会いたい場合は事前に確認したうえで休みを取る必要があります。私は見逃してしまったので少し心残りができてしまいました。
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