どうも浅雲です。リアルタイムではついに部材発注までたどり着き、打ち合わせ残すところクロスとカーテンのみとなりました。
今回は家づくりにおいて設備面と同じくとても重要で非常に難しい間取りについてです。間取りについては住む人の優先順位によって大きくかわり、正解がひとつではないですが、使いやすい間取り、使いにくい間取りは確実に存在します。
他の間取りの良いところを取り入れたり、悪いところは変更することもできるので、ぜひとも我が家の間取りを参考にしていただければ幸いです。
浅雲家の1階間取り
玄関
浅雲家の玄関は北側中央の配置となっています。道路も北側に面している為、もっとも標準的な間取りと言えます。
玄関は機能性も大事ですが、家を訪れた人の第一印象を左右する部分となりますので、非常に悩みこだわった部分となります。
私はデザインセンス皆無なのですが、インテリアコーディネーターさんや妻の意見もいろいろ取り入れ、出来る限りのおしゃれさを目指しました。
工夫した点
玄関の横幅については契約時のものよりギリギリまで広げてもらいました。このあたり、パナソニックホームズのカサートSは15cm単位で変更が可能なのですが、最後は15cm未満の範囲でも玄関サイズを広げてもらいました。このあたり実際に可能かどうかは設計状況によって変化すると思います。
横幅が狭くなってしまうのとSICがあるため靴箱を置くか悩みましたが、最終的には腰高の靴箱を置きました。普段使いの靴を入れるのはもちろん、腰高にする事で圧迫感を減らし、また上に何かを置くことが出来るスペースとしました。 靴箱と框の間のスペースには椅子を置いて腰をかけて靴を履けるようにする予定です。
また靴箱側の壁には、注文住宅界ではオシャレと機能性を兼ね備えたアイテムであるエコカラットを貼りました。
框については16cmとし、形については曲線や斜めの直線等いろいろなパターンを検討したのですが、将来的にスロープ等の設置も考えて、最終的には右側部も平行にする形に落ち着きました。
玄関ホールには、これも注文住宅のオシャレポイントのひとつである、ニッチをリビング扉の左下壁面に配置しました。これについてはインテリアコーディネーターの方のアイデアでだいぶおしゃれになりました。
また玄関ホールに洋収納を設置し、外で使うジャンパーや外に持っていくものを置くことの出来るスペースを用意しました。
玄関ポーチについては西側の貼りだした部分と同じだけの軒が出る形となっているため、雨を防ぐには十分なサイズを確保出来ているはずです。
懸念点、断念した点
椅子を置くスペースをつくったことで、基本的に靴箱から靴を取り出すためには一度靴をはいて土間に降りる必要があります。SICへのアクセスも同様なので、この辺りの使い勝手を犠牲にしたことは懸念点ではあります。
おしゃれ要素として、靴箱の下に間接照明を置いてみようとしたのですが、照明代が約2万円程したので断念しました……。
北側玄関のため、どうしても暗くなりがちで窓を設けたかったのですが、スペース的に窓を取ることはできませんでした。親子扉の玄関には明かりが取れるよう採光付きのものを採用しましたが、日中の明るさが十分かどうかは不安が残っています。
シューズインクローゼット(SIC)
工夫した点
SICについてはかなりゆったりめのスペースをとりました。外壁側はコート等をかけられるスペースとし、玄関ホールの洋収納からはじき出されるであろう、私の外で使う物もここに置く予定です。奥の壁面は可動棚にしており、メインは当然靴を置く予定ですが、場合によってはいろいろなものを置けるようにするつもりです。
電動自転車用のコンセントを設置しており、また外回りの外灯等のスイッチを集約し目立たないようにしました。
SICの折れ戸の玄関側に鏡を配置し、玄関を少しでも広く見せるようにするのと外出時の身だしなみチェックを出来るようにしました。
懸念点
玄関の明るさが心配だったため、最終的にSIC北面下部に地窓を設置し、SICの扉越しに明かりが入るようにしました。採光面では向上が見込めますが、反面断熱性の低下は避けられず、特に冬の温度低下や結露等の悪影響が懸念点です。
このあたりは実際に住んでみるまでどうなるかわからない部分となりますので、建ったらまたレポートします。
トイレ
工夫した点
トイレについては外部の人や帰ってきた時に使いやすい玄関横に配置しました。玄関脇トイレの課題である来客時に使いにくいということがないよう、洗面室側からまわって入ることができる形としました。
また標準の180cmより縦幅を少し短くすることで、通路での扉の干渉が少なくなるようにしました。トイレに関しては特に最近のタンクレストイレの場合そこまで縦の幅を要求されないことが多い為、長さを短めにするのはおすすめです。
懸念点
工夫したとはいえ、やはり玄関側であることには変わりがない為、実際にお客様が来た際につかえるのかどうかはわからないため、ここも住んだ後の検証ポイントとなります。
洗面・脱衣室
工夫した点
ここは妻のたっての希望で、一般的に多い180cmx180cmの正方形の形より少し縦長にしました。タオル等をおける洋収納を用意し、また洗面カウンターについてはこれも妻の要望で120cmのかなり間口の広いサイズを採用しました。
導線についてキッチンと玄関ホールどちらからでも入ることができるようにすることで、家事が楽になることを想定しています。
懸念点
導線が風呂もあわせて三方向あり壁面が少ない為、収納が足りているのかは若干不安です。
また、洗面室についてはキッチンの換気扇ダクトの関係上、20cmの下がり天井となっています。圧迫感についても実際どうなるか不安材料です。
浴室
工夫した点
浴室は普通の1616サイズで特に大きな工夫点はないのですが、当初は扉正面に浴槽があったのを側面に変えてもらいました。その方がシャワーの水が扉にかかりにくく、掃除がしやすいと考えたからです。
また当初は北側にあった窓を視線の関係も考慮して西側に移動しました。
懸念点・断念した点
3人家族なので1616サイズで十分と思ってますが、もう少し大きなサイズにも若干未練が残ってます。
畳スペース
工夫点
私も妻も実家は畳メインの昔ながらの家で、今の賃貸の和室も子供のメインの遊び場として活躍しているため、畳の場所は浅雲家には必須でした。
和室としてくぎるかどうかかなり悩んだのですが、くぎらない畳スペースとしました。くぎらないことのメリットは大きく3つあり、1つ目はコストです。壁と扉を設置するコストが浮くので、かなりの費用削減につながりました。
2つ目のメリットはキッチンよりの視線が通ることで、妻が料理中も和室に視界が入ることで子供を遊ばせやすくなる効果を狙いました。
3つめは2とかぶる面もありますが解放感です。リビング南窓からの採光が直接入るため、明るく解放的になるはずです。
また、和室の押し入れについてはあえて奥行を短くし、板の間スペースを設けました。これもトイレと同じく開き戸のスペース面と押し入れの出し入れのしやすさを考慮して決定しました。
段差をもうけてリビング側で座れるようにするかはかなり悩んだのですが、玄関ホールとの接続性と老後のバリアフリー性を考えて段差なしのフラットにしました。
懸念点
区切らない選択をしたものの、やはり区切ったほうが良かったかもとなる可能性は十分にあります。どうしても区切りたくなったら、ロールスクリーンや室内カーテン的なものを検討するつもりです。
キッチン
工夫した点
キッチンは当初は完全なアイランドではなく、洗面室側の壁面にくっついた形になっていたのですが、最終的にいろいろ検討した結果アイランド型となりました。
アイランドになることでキッチンへの回遊性が高まり、冷蔵庫も上側に配置することで、買い物後の対応や家族のアクセスも良くなっています。
懸念点
懸念点ではないのですが、アイランドキッチンは壁付けにくらべてレンジフード等の形状がかわるため10万ほど高くなるため、契約時から変更される場合は注意が必要です。
リビング・ダイニング
工夫した点
あわせて14帖とけして広くないのですが、南面に面することで採光をとり、またリビング上部は吹き抜けとすることで実際より広く見えるとよいなと考えております。
また階段壁面については勉強スペースを配置し、階段下のスペースは掃除機等をいれられる汎用的な収納スペースとする予定です。
リビング上部のへこんでいる所については、当初は洋収納内部にあったのですが、リビング側にもってきてもらいました。ここはなにかちょっとした棚等を置いたりするスペースとして利用しようと考えております。
懸念点
リビングと言えば通常それなりの大きさのテレビを配置するのが一般的かと思いますが、妻の方針もあり、浅雲家ではテレビの立場がかなり軽視されています。今のところ南面窓の間に設置するつもりですが、うまくおさまるかは不安です。
またソファの配置も正直どう納めるべきかまだ固まってません。
吹き抜けの永遠の課題である、冷暖房の効きづらさについても懸念点です。
まとめ
浅雲家1F編は以上となります。水回りの家事導線が集約されている点、いろいろなところで回遊性がある点が個人的に気に入っています。実際に建つのが今から楽しみです。
階段をふくめた2F編とパナソニックホームズでの間取りの特徴等は次回に解説できればと思います。
↓2階編はこちら!
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