どうも浅雲(あさぐも)です。1階に続いて2階の間取りになります。1階をまだ見ていない人は以下からご覧ください。
2階の間取り
階段
工夫した点
1階編の間取りでも見えていた階段はいわゆるリビング階段となっています。これは妻の希望での採用となりました。
オシャレなスケルトン階段やデザイン階段にはせず、コスト面ではもっとも優しい通常の箱型階段となっています。
以下の階段編で検討した通り、通常の階段から段数を一段増やしたオーダー階段とし、蹴上を低くして、踏板を伸ばしました。
手すりについても通常より長めにしたのと連続に配置する事で安全面は重視しています。
また他の方のブログを参考にフットライトを大目に設置し、夜間はライトをつけなくても階下に降りられるようにしました。
図面上では他社の階段より当初から幅広に見えますが、カタログ上のスペックでは標準のパナソニックベリティス 階段なので、一緒の可能性が高いです。
懸念点
図面にもあるように1階の一番下が3つ割れの曲がり階段となっています。設計士の話では問題ないとの事ですが、正直なところ不安要素です。
オーダー階段で+8万かけましたがそれでも蹴上19cmと老後は不十分な可能性があります。
吹き抜け
工夫した点
注文住宅のオシャレポイントその3である吹き抜けを浅雲家でも採用しました。
家づくり開始当初はむしろ不要派だったのですが、せっかく建てるからには採用したくなり取り入れました。
浅雲家の間取りの要件的に2階にそこまで広さが必要なかったため、間取りに組み込みやすかった点も追い風となりました。
吹き抜け上部にシーリングファンを設置する事で、少しでも空調を効きやすくする効果とさらなるおしゃれ度アップを目指しました。
懸念点
リビング編でも書きましたがやはり吹き抜けの弱点である、冷暖房の効きにくさ、音や匂いの通りやすさがいかほどかは住んでみないとわからない所です。
2階ホール
工夫した点
吹き抜けに面した部分は単純な廊下ではなくいろいろ使うことを想定したホールとし、吹き抜け前も勉強スペースとして造作の机を用意してもらいました。またホール左上には将来的にピアノを置くスペースとし、下地の補強をしてもらいました。
冷暖房の効きにくさに配慮し、ホールスペースのここにもエアコンも配備する予定です。
懸念点
リビングと同様に吹き抜けに面しているため、特に夏場は冷たい空気が下に移動して灼熱地帯になりそうなのが今から心配です。吹き抜けのシーリングファンが大活躍してくれる事を祈っております。
もう大丈夫かと思いますが、吹き抜けから子供が落ちないかは若干不安ポイントです。
子供部屋
工夫した点
北側の5.6畳の部屋が子供部屋です。妻の受け売りで、子供部屋は快適すぎると篭ってしまって良くないとのことで、最低限の広さとしました。
窓については注文住宅らしくオシャレな縦すべり出しの3連窓を配置しました。クローゼット側は少し凹ませる事で扉の干渉を減らしています。
懸念点
こちらも妻の意向で部屋の鍵はなく、居心地が悪すぎて家に娘がいつかなくなりすぎたらそれはそれで寂しいなという将来への不安があります。
寝室
工夫した点
南西の8.2畳の部屋が寝室です。当初想定よりだいぶ広くなりました。現状はダブルベットとシングルベットを繋げて3人で寝る形になっていますが、いずれ娘は子供部屋へ移動する想定です。
ベランダへの掃き出し窓はコストの関係上手動のシャッター窓を設置しました。西側はすぐにマンションがあるのでほとんど開けられないのですが、採光と通風を考えて縦すべり出し窓をひとつつけました。
布団等を置くことを想定してファミリークローゼットから独立した洋収納を用意しました。
懸念点
南西のため、夏の暑さは気になります。基本的に洗濯は1階で完結し、布団を干す等の用途のみの予定ですが、寝室南の掃き出し窓がベランダへの唯一のアクセスとなるため、その際の導線は正直良くない点は懸念点です。
ファミリークローゼット
工夫した点
WICはこれも妻の意向で、寝室と子供部屋両方からアクセス可能なファミリークローゼットとなってます。家族3人であることを考えると、十分な広さを確保できたと考えております。
懸念点
窓を置くかどうかは悩んだのですが、最終的にはコスト等の兼ね合いもありなしとしました。換気もあるので大丈夫との話ではありますが、湿気のこもり方等は若干不安な点があります。
こちらも鍵はかからないため、行こうと思えばこちらかも子供部屋と寝室にアクセス可能である意味回遊導線になっていますが、将来的に娘が嫌がらないかは不安です。
ベランダ
工夫した点
注文住宅において最近では採用されることが減ってきているベランダ。 3つのメリットがあると考えて 浅雲家では採用しました。
1つ目は寝室でも書いた布団等を干すことです。通常の選択は1階で完結しますが、布団は2階にあるため、そのまま干すほうが導線的に自然です。
2つ目は南側1階窓の庇がわりです。浅雲家は南側にマンションが建っているため、夏場の日光を遮る観点では正直不要の可能性がありますが、それでも雨等もしのげるためあったほうが良いと考えました。
3つ目は2階南面に位置している吹き抜けの窓への外側からのアクセスです。この窓にはカーテン等を設置しないため、もしここから日光が想定以上に入ってくると対処が非常に難しい状況になります。そんな時もベランダがあればベランダの外からすだれ等をかけて日光を遮ることができるため、活用できると考えました。
懸念点
悩みましたが、水漏れ等のリスクやコスト面も考慮してベランダには水栓は用意しませんでした。浅雲家では2階に水回りはないため、もしベランダの掃除に水を使おうとした場合は1階外の立水栓からホースを引っ張ってくるしかありません。ベランダ掃除については将来的に大きな懸念点です。
まとめ
全体を通して
工夫した点
1階編でも書きましたが、家事導線の近さと回遊性の良さにはかなりこだわりました。また、他の先達の皆さまのブログも参考し、納戸みたいな形で大きくとるのではなく、収納は必要なところに必要なだけ用意するという点も意識しています。
また玄関についてはかなりおしゃれさを意識してこだわりましたので、出来上がりが楽しみです。
懸念点
ここまでを通してお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、浅雲家にはトイレがひとつしかありません。これは3人家族である点と、私も妻も5人家族でしたがトイレはひとつで困らなかった点が理由です。
妻の実家にはトイレがふたつありますが、2階のトイレは使わない割に掃除が大変な状況になっているとのことです。ただ、私の実家のトイレは小便器もある特殊なトイレになっており、また私の実家も妻の実家も階段も玄関に近い通常のものになっていたため、リビング階段の浅雲家の寝室からトイレへの導線は非常に遠い為、ここは正直大きな懸念点となっています。住めばなれると信じてます。
(2020.5月追記)ついに建築引き渡しが完了し、1カ月が経過しました!
Web内覧会にて1カ月後のトイレ感想を書きましたので合わせてご覧ください。
パナソニックホームズの間取りの特徴
初期設計が900mmのモジュール設計
こちらは他社と比較する際に注意が必要なのですが、パナソニックホームズの間取りは900mm刻みで構成されており、住友林業等の1000mm刻みのメートルモジュールはもちろん、一般的なハウスメーカーの910mmの尺モジュールよりも狭くなります。
他社より部屋の面積がいっぱいとれているように見えて、通路の幅をはじめ微妙に狭いという可能性が出てきますので、間取り図はよく見て比較してください。
カサートSは15cm刻みで設計調整が可能
パネル構造のカサートCは木造のツーバイフォー(2x4)工法、2x6工法と同様の制約がありますが、鉄骨軸組工法のカサートSは15cm刻みでの間取り調整が可能です。もちろん耐震性を維持するための柱等の調整は必須となりますので、最終的には設計士とよく相談しての進行が必須とはなります。
浅雲家では最終調整で結構15cm刻みの調整を連発したため、間取り調整がやりやすかったのはとても助かりました。
(2002.5月追記)実際建築が終わった時点で実感としてのパナソニックホームズのメリット・デメリットも参考にしてください!
他のパナソニックホームズ施主の皆さまの間取りも要チエック!
間取りは見れば見るほど良し悪しが見えてくる可能性が高まります。他のパナソニックホームズ施主の皆さまの間取りも以下のリンクよりチェックしてみましょう!
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