パナソニックスイッチ種類比較と選び方~コスモ・アドバンス・ラフィーネア

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スイッチコンセント

どうも浅雲(あさぐも)です。今回はパナソニックスイッチコンセント等の配線器具の種類比較と選び方です。

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パナソニックスイッチ種類

今回も画像はパナソニックWebページ( https://www2.panasonic.biz/ls/ )より引用しております。

コスモシリーズワイド21

いわゆるコスモスイッチと呼ばれる、オフィスや現代のマンション・建売住宅を含め非常に広く普及しているスイッチです。パナソニックホームズだけでなくスイッチについてはだいたいのハウスメーカーでこのコスモスイッチが標準になると考えられます。

メリット

そのメリットはなんといっても非常に価格が安い、安価であることです。パナソニックホームズの場合はコスモシリーズが標準で部材設定されており、定価ベースよりかなり安く付けることができます。

照明計画でオススメしたフットライト付きコンセントの「かってにナイトライト」やとりはずして保安灯になる「明るさセンサ付きハンディホーム保安灯」のような商品も豊富にあり、機能面では他のスイッチや配線器具にできることはほとんど可能です。

デメリット

デメリットはなんといってもオシャレではなく、ありきたりなイメージになってしまう点です。上のカラーラインナップをご覧ください。なかなか個性的なラインナップで、壁紙の決定から意識していないと、白以外の出番が非常に少ない状態になる可能性が高いです。黒とかがないのは、おそらく上位のラインナップを使ってほしいという意図と思われます。

アドバンス

パナソニックが現在いちおしのスイッチがこのアドバンスです。

メリット

シンプルで洗練されたデザインで、現代的な機能美を感じるデザイン性が最大のメリットです。色もマットグレーとマットベージュが存在し、コスモシリーズよりは現代の壁紙にマッチした選択が可能です。LEDが白色に点灯する点が非常におしゃれ感が高いです。

リンクモデル」には電波受信・送信機能も搭載しており、 スマートフォンによる操作やAiSEG2との連携で一括での点灯・消灯も可能になります。

デメリット

最大のデメリットは単価が高く高価になってしまう点です。そのため、採用するにしても全体を採用するのではなく、1階だけや玄関回り等の一部での採用を検討するのはおススメです。またリンクモデル機能付きはさらに倍以上高額になってしまいます。

ラフィーネア

メリット

アドバンスよりさらにシンプルなデザインでで上質と言うコンセプトのスイッチ・コンセントです。

デメリット

価格帯としては定価ベースでアドバンスシリーズと同等かやや高めとなっていますので、やはり全体採用には注意が必要です。

またアドバンスにあったリンク機能はないため、そういった操作が必要な場合はアドバンスの採用が必要です。おしゃれのために選ぶ形になります。

グレーシア

パナソニックスイッチ最上位シリーズがこのグレーシアです。

メリット

採用のメリットとしてはやはり高級感です。色もライトブロンズ、シルバーグレー、ダークブラウンの3色で構成されており、どれも見るからに高そうです。

デメリット

高そうな見た目通り、値段も最も高くなります。ラフィーネア同様リンクスイッチはなく、機能スイッチのラインナップも少ない為、機能性と言う面では他のスイッチを採用せざるを得ない場合が出てきます。

その他のスイッチ

その他のスイッチとして、昔懐かしい「クラッシック」タイプのスイッチやコスモシリーズが普及する前の一世代前の賃貸住宅で多く採用されていた「フルカラー配線器具」がありますが、価格面でも機能面でも他のスイッチと比較して優位性はない為、あえて古い雰囲気にしたい等の要望がない限りは選択肢としては考えなくて問題ありません。

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まとめ

定価ベース比較

定価ベースで主なスイッチを比較すると以下になります。種類が色々あるため、ほたるスイッチの片切+ネームなしで比較しました。

  • コスモシリーズ      780円
  • アドバンスシリーズ    1,185円
  • ラフィーネア       1,565円
  • グレーシア        5,290円

定価ベースでみると、グレーシアの高額さが際立ちますね。こちらはメタル素材が標準であることも影響しています。

アドバンスシリーズコスモシリーズの価格差は約1.5倍のため、これくらいだったら採用してもよいかも! と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、採用にはハウスメーカー特有の部材設定の罠(?)があるので注意が必要です。

部材設定の罠

大体のハウスメーカーは大量に発注・使用する部材については「部材設定」というものを行い、大量に注文するかわりに大幅に値引きした仕入れを行っています。つまり「部材設定」されている商品については我々施主も定価よりかなり安い価格で取り付けることができるようになります。

反面、部材設定されていない商品については個別での発注になるため、割引がほとんどないか全くない可能性が高くなります。つまり、上記の定価の価格差よりかなり大幅増額になる危険性があります

反面、工務店等ならそこまで差がない可能性も高いため、一度見積もりをお願いしてみて判断するのが一番です。

パナソニックホームズの場合と浅雲家の選択

パナソニックホームズの場合も標準はコスモシリーズとなります。先輩施主ブログでスイッチ種類は予習していたため、アドバンスシリーズにしたいと考えていました。パナソニック製品だし、思ったより安く入るかも?という期待もありました。

浅雲「スイッチなんですが、アドバンスシリーズに全部替えたいです!」

インテリアコーディネーター「……部材設定されていないので、かなりお値段は高くなりますよ」

浅雲「うーん……では玄関スイッチだけ変更して見積もりお願いします」

1箇所見積もればあとは推測できるという考えもあり、まずは玄関だけで見積もってもらいました。多くても+1,000円くらいかな? と思っていたのですが、差額はなんと+6,000円! 今思うと定価ベースを考えても高すぎるため、もう少し細かく内容を聞くべきでしたが、その値段差を聞いて即不採用となりました。

そのため、浅雲家は標準のコスモシリーズです。ただ一点、丸みを帯びたラウンドタイプから少し角張ったデザインのスクエアタイプへの変更は差額なく可能だったので、こちらは対応してもらいました。

今見積もりを再確認したところ「アドバンス電波ワイヤレス機能付き照明タッチON/OFF操作スイッチ」となっていました。つまり、「リンクモデル」付き商品です。正確な金額差は、

  • シングルスイッチ(ほたる片切) 2,200円
  • アドバンス電波ワイヤレス機能付き照明タッチON/OFF操作スイッチ 10,100円

のため、7,900円です。定価ベースより高いのは電気設備工事費用が含まれているからです。 もう間に合わない可能性が高いですが、再度通常のアドバンススイッチで見積もりだけでも取れないか聞いてみます。

(2021.08.15 更新)

最終的に玄関にリンクモデルでないアドバンススイッチを採用できました!

こちらの場合値段差は500円となりました。

おすすめは?

機能面でリンクモデルが欲しい場合はアドバンスシリーズ一択です。ただしかなり高価(パナソニックホームズの場合4倍以上)になるため本当に必要かよくよく検討が必要です。

(2021.08.15 更新)

上記の値段差は「リンクモデル(ワイヤレス機能付き)」の場合となります。

ワイヤレス機能がないアドバンススイッチは1個で500円の差額でしたので、単純におしゃれにしたいだけの場合は、リンクモデルではないアドバンススイッチへの切り替えはかなりおすすめです。私のように担当者が把握していない場合もありますので、差額が高すぎる場合は「リンクモデル(ワイヤレス機能付き)」になってないかを確認してみてください。

後は基本的にデザインの差となるため、そこにどれだけお金がかけられるかになってきます。特にこだわりのない人はコスモシリーズでラウンドかスクエアをお好みで選ぶのがおすすめです。標準はラウンドが多い為、金は出せなくて少しでも個性を出したい場合は私と同じスクエアを選ぶのが良いです。

黒い部分だけアドバンスシリーズマットグレーを使う等、場所によってメリハリをきかせるのも是非ご検討ください。

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