【実例紹介】注文住宅における施主支給のメリットデメリット・向いているもの

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パナソニックホームズ

どうも浅雲(あさぐも)です。アイキャッチ画像は道草カフェさんによる写真ACからの写真です。年の瀬で忙しく、せっかく工事現場が近いのにまだじっくりと様子を見られておらず、朝晩の通勤で前を通るのが精いっぱいの状況です。まだまだ基礎を作っている最中の状況なので、今週の休みにはできるだけ写真におさめたいと考えています。

そんな中、本日の話題は「施主支給」についてです。

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施主支給について

junepさんによる写真ACからの写真

施主支給とは?

注文住宅における施主支給とは、商品を建築会社に支給し、請負契約期間中に取り付けを対応してもらうことです。照明や手洗いボウル、床材やエアコン等、支給する商品については多岐にわたりますが、中には注意を要する場合もあります。

施主支給のメリット

価格を抑えられる可能性が高い

施主支給をする一番のメリットとしては、費用削減の観点があげられます。最近についてはだいたいのものはハウスメーカー・建築会社経由よりネットで個別に買った方が安い場合が多いです。大きな価格差がある場合は検討しましょう。

標準では選べないものを選択できる

次のメリットとしては、こだわりのある凝ったものを選択できる点です。例えばパナソニックホームズの場合、照明やシーリングファン等は原則パナソニック製となります。そういった場合に施主支給することで標準以外の他社製品も選択することができるようになります。特にシーリングライトは凝ったものも数多く存在するため、施主支給に向いた商品といえます。

これまでの住まいのアイテムを活かせる

シーリングライト等についてはこれまでの住まいで使用していたものをそのまま持っていくことで、かなりの費用削減につながります。今あるものを新居でも活用できないかはつねに意識して検討しましょう。

施主支給のデメリット

商品の保証責任を建築会社が負わない状態になる

万一、施主支給した商品を取り付けても動かなかったり問題が発生したりした場合、建築会社が買い付けた商品の場合は無料で交換してもらえますが、施主支給したものだと原則的に建築会社に責任を負わせることができず、返品対応等は施主が独力で行う必要が出てしまいます。

返品・交換に時間がかかったことによる責任を施主が負うことになり、もし工期に影響が出た場合は遅延損害をこちらがする必要が出てくる可能性もあります。

施主支給できない場合がある

どんなものが施主支給できるかどうかはハウスメーカー・建築会社によって異なるため、したくてもできない可能性があります。施主支給したい商品が事前に固まっている場合は契約前に相談しておきましょう。

施主が買い付け・保管を対応する必要がある

実際の商品購入と設置までの保存について施主で対応する必要があるため、その分の手間がどうしてもかかります。大きいものの場合は保管スペースの確保の検討が必要です。また手配が予定されている工期に間に合わないとこちらも工期遅延は施主の責任となってしまいます。

施主支給に向いているもの

シーリングファン

シーリングファンについては意匠性つまりおしゃれかどうかもかなり重要なアイテムであり、ネットで買うと意外と安い商品であるため、施主支給にむいています。シーリングにひっかけるだけなので不具合が発生する可能性は低く、しかも高所での作業となるので施主が自分で取り付けるのは難しく万一を考えると危険ですが、そのリスクを建築会社に負ってもらえます。

シーリングライト

こちらは取り付けも容易なことが多い為、施主支給ではなく受け渡し後に自分で取り付けるパターンも検討できます。こちらもシーリングファン同様に不具合の発生は最小であるため、施主支給にむいています。多機能であったり、とてもおしゃれな照明もあるのがおすすめポイントです。

洗面ボウル

洗面ボウル不具合原因が特定しやすくこだわりを出しやすい部であるためおすすめです。

浅雲家の場合

浅雲家の場合はシーリングファンシーリングライトを施主支給する予定です。特にトイレとSICに以下のナノイー・人感センサ付き照明を採用することで、1か所につき5万近い費用を3万程度まで抑えることに成功しました。以下はでっぱりが気にならなければ本当におすすめの照明です。ナノイー発生器のみの価格より安いです。

また、シーリングファンについてもパナソニック標準は高く、他社製のしかもおしゃれなシーリングファンを採用する予定です。こちらも4万円程度の費用削減につながりました。

受け渡し後の施工となるため厳密には施主支給ではないのですが、2階部分のカーテンと全室のエアコンについては別途での対応を予定しています。パナソニックホームズでは原則キッチン等の設備系は対応が難しく、どうしても取り付けたい場合は交渉が必要です。施主ブログによると食洗器だけ他のドイツ製のミーレのもの等への交換も場合によっては対応してくれた事例もあるようです。

ちなみにパナソニックホームズの取り付け費についてはシーリングファンが6,000円、その他通常のシーリングライトについては一か所につき取り付け費1,000円がかかりますがそれ以外の大きなコストは発生しないとのことでした。

まとめ

注文住宅における施主支給はうまく使うと経費を節約できたり、よりおしゃれな住まいを演出することが可能です。ただし、ハウスメーカー・建築会社によって施主支給ができるできないが変化しますので、できるかぎり請負契約前に可否だけでも確認しておくのがおすすめです。

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