新たな後悔ポイント!冬場の電気代が高騰?~パナソニックホームズ実例

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家づくり

どうも浅雲(あさぐも)です。前回、後悔ポイントまとめ記事を書いたばかりですが、新たな後悔ポイントが出てきましたので書きたいと思います。

アイキャッチ画像は写真acより引用させて頂きました。

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新たな後悔ポイント

浅雲家の電力消費・金額推移 (はぴeみる電から引用)

12月の電気代が高騰

新たな後悔ポイント、それは冬場の電気代高騰です。上記グラフを見ていただければわかる通り、1月の電力消費と電気代支払いがほぼ倍になりました。

使用期間としては12月4日~1月6日までの先月分で、使用量は12月分の508kWhから982kWh、電気料金は約12,000円から、約22,000円になっています。

浅雲家の家族構成やこれまでの電力消費の詳細については以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

時間帯ごとの内訳

関西電力オール電化プラン料金 (はぴeみる電から引用)

まず時間帯ごとの内訳から見ていきます。浅雲家は関西電力のオール電化プランを契約しています。上記のような形で、夜間の電気代が低い代わりに、平日の電気代が割になっています。

12月支払い分と、1月支払い分で比較したものが以下です。12月支払い分の期間は11月6日~12月3日となっています。

デイタイム 12月33kWh 1月51kWh → 約1.5倍

ナイトタイム  12月248kWh 1月406kWh → 約1.6倍

リビングタイム   12月227kWh 1月525kWh → 約2.3倍

となっており、特にリビングタイムの増加が顕著です。こちらは年末年始の休日が影響していると考えられます。ただ、その部分を差し引いてもすべての時間帯で1.5倍になっているため、全般的に電力消費があがっているのは間違いありません。

電力消費内訳

浅雲家12月電気使用量内訳

パナソニックホームズで注文住宅を建てると、基本的にはプライベートビエラがついてきます。その端末上で電力の系統ごとに電力消費の内訳をみることが可能です。 電気代請求と若干期間がずれていますが、12月使用分と11月使用分を比較したものが以下となります。電気代請求月とは一か月ずれている点はわかりにくいですがご了承ください。

エアコン 11月41.2kWh 12月228.9 → 約5.6倍

エコキュート 11月113.3kWh 12月198.1 → 約1.7倍

浴室乾燥機 11月130.9kWh 12月141.5 → 約1.1倍

キッチン 11月28.6kWh 12月39.9 → 約1.4倍

洗面所 11月11.5kWh 12月35.1 → 約3.0倍

その他 11月199.1kWh 12月207.9 → 約1.1倍

ここを読まれる皆さまはご想像通りかと思いますが、増加の大半はリビングダイニングに設置されたエアコンが要因となっています。冬場になり、日中家にいる際は基本的にエアコンをつけっぱなしにしているため、ここの電気代が5倍を超える増加となりました。

次に増加しているのがエコキュートです。こちらは冬場になって温水を利用する機会が増えている点、水を温めるのに必要な熱量消費が上昇している点が考えられます。

単体で3倍と増加しているのが洗面所です。こちらについては風呂に入る前後の寒さを和らげるため、セラミックファンヒーターを設置しているのが要因となります。全体に対する影響は3%程度とそこまで大きくありませんが確実な増加にはつながっています。

キッチンやその他の部分が増加しているのは休日が多く家で過ごしたり食事をとる機会が多かった影響と考えられます。

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後悔ポイント

浅雲家の吹き抜けとシーリングファン

賃貸マンション時代との比較

電力の記事にも書きましたが、 賃貸マンション時代はエアコンがない時期で電気は6,500円、ガスは5,500円の約1,3000円、冬季は電気+ガスで約2万円でした。 夏場の電気料金は賃貸マンションの時より微減傾向でした。それが冬場については約2千円とはいえ増加する結果となりました。冬場に電気代金があがるのは覚悟していましたが、夏場同様の微減を期待していただけにショックです。

後悔の要因

この後悔の要因にはいくつかの原因があると考えております。

気密断熱性の問題

パナソニックホームズはけっして気密断熱性が高いとはいえません。浅雲家の窓も防火窓の 「アルミ樹脂複合 Low-e 」  になっており、現代の注文住宅における断熱性としては低めといえます。鉄骨造であり、建物自体の気密性も高いとはいえません。窓選びについては以下の記事も参考にしてください。

エアコンをつかえば温かくはなるのですが、気密密断熱性にこだわった家とちゃんと比較検討せず建ててしまった点には後悔があります。

間取り的な問題~吹き抜け

浅雲家のリビングは吹き抜けを採用しました。具体的なリビングの様子は以下もご確認ください。

温かい空気は上方に向かいます。そのため、リビングに設置しているエアコンの空気は必然的に吹き抜けの方に向かうことになります。ホール部分も大きめにとっているため、暖房性能という意味では思った以上に不利に働いている様子です。

以下の吹き抜けのメリットデメリット記事にも書きましたが、冷暖房、特に1Fがリビングダイニングの場合は暖房時に電気代が高くなる点は覚悟しておいた方が良いでしょう。

エアコンのサイズ的な問題?

こちらは想像にはなってしまうのですが、エアコンのサイズについてかなり大きめのサイズを採用しました。こちらは次世代住宅ポイントを活用して購入しました。

こちらは、せっかくだからと奮発して、「ダイキン23畳向けうるさら7」を採用しました。

大型サイズを採用したことにより、致し方ありませんが電力消費量という観点では賃貸マンションより大幅に増加してしまっています。リビングダイニングとエアコンサイズについては事前にもっと検討すべきでした。

シーリングファンはあくまで補助的役割

暖房時にエアコンと併用してシーリングファンも使ってみましたが、そこまで大きな効果は感じられませんでした。電力消費という意味ではマイナスですし、いちいちつけたり消したりするのも面倒なため使いこなせているとは言い難い状況です。冬場のシーリングファンはあくまで補助的役割と考えた方がよいでしょう。

テレワークの影響

実は1月分の請求には入っていないのですが、緊急事態宣言以降、わたしは週の半分程度がテレワークとなりリビングにて仕事をしています。最も割高なデイタイムでエアコンを稼働しており、それによる電気料金のさらなる増加が今から非常に心配です。

書斎という形で暖房空間を分けておけば、温める範囲が少なくなり、ひいては電力消費も抑えられたはずです。書斎の採用については以下の記事も参考にしてください。

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まとめ

浅雲家のリビングダイニング

今回は浅雲家の電気代高騰による新たな後悔ポイントについてお伝えしました。浅雲家の場合は寒いといっても関西で雪が降る等ではないため、そこまで気密断熱性にこだわらなかった経緯があります。雪が降る地域だとより冬の寒さ対策は重要になってくると考えられますので、そういった地域の方は是非今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

他の後悔ポイントについては以下もあわせて参考にしてみてください。

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