どうも浅雲(あさぐも)です。いよいよ私も施主ブロガーあこがれのWeb内覧会を出来ればと思います。ここにきて引っ越し前後の忙しさにかまけ、引っ越し前の写真をあまり撮れていなかったのを後悔しています。こうしてWeb内覧会をされる方はもちろん、そうでない方もここでしかできない機会となりますし、できるだけ記録残しておいてくださいね。
アイキャッチ画像は引っ越し直前の、荷物を置き始めた状態の浅雲家の玄関ホールから玄関扉方向をみた写真です。まだ玄関タイルは養生が貼ってある状態です。
Web内覧会開催
我が家は一応、割引もしてもらったということで契約前に現実の内覧OKにチェックしたのですが、新型コロナウイルスの影響もあるのか、今のところそういったお話は来ておりません。そういった意味で、こうしてWeb上にて皆さまに見ていただけるのは大変うれしいです。パナソニックホームズカサートSの建築例としてご覧ください。
我が家の基本スペックのおさらいは以下よりご確認ください。
浅雲家の玄関
Web内覧会、第1回は個人的にかなりこだわった玄関です! 毎日の出入りという機能面に加え、家の第一印象を左右するポイントとなるため、インテリアコーディネーターさんや妻の意見をとりいれてできるだけおしゃれさも追及しました。
玄関の床材は「永大産業 銘樹 ロイヤルセレクション」という商品のブラックウォールナットの挽板で玄関ホールと奥に見えるリビングで共通となっております。またクロスはパナソニックホームズの標準の透湿クロスとなります。玄関入って右手の靴箱はパナソニック製の標準のものでエコカラットを貼り、正面角にニッチを設けました。
玄関扉については三協アルミ製のファノーバで、北向き玄関であることを考えて採光が最大限とれる親子扉を選択しました。
こだわりポイント①~玄関の広さ
上記が玄関最終間取りとなります。
契約当初は横幅がきっちり2マスで壁も含めて2マス1800mmだったのですが、他の間取りとの取り合いも検討しながら限界まで横幅を広げました。左のタイル側の壁は15cm、右側の壁は30cmほど伸ばし、エコカラットタイル張り部分に靴箱を置いても親子扉が採用できるサイズとしました。
こだわりポイント②~框の形状
框の形状について、最初は普通のストレートな框だったのですが、視覚効果で少しでも土間に広がりを持たせたかったのと、框が長くなることで複数人が靴を脱ぎやくなる点を考えて、端は並行で真ん中は斜めの框を採用しました。アールの框や、右側だけ鋭角等のパターン等いろいろ検討したのですが、最終的に隅の掃除もしやすく、メンテフリー的にもこの形にして満足しています。自然にニッチに目が行きやすい方向になるのも良い感じです。
こだわりポイント③~框の高さ
框の高さは、とくにこだわった点です。パナソニックホームズの標準は18cmとなっており、特に何も言わないとこの高さで進行しました。ここは今後の昇降のしやすさを考えて16cmとしました。最終的にはタイルの張り合わせの関係上、右側の土間の深い部分に傾斜をつけてもらい、こちら側は16cmになるようにしてもらいました。
玄関框の高さについては以下も参考にしてください。
こだわりポイント④~靴箱の設置
右手にSICがあるにもかかわらず、あえて靴箱も設置しました。これはSICが完全に土間空間にあるタイプにしたため、必ず靴を履いてアクセスする必要があるのと、3人家族でそこまで靴が多いわけではないため、日常的につかう靴は近くから取り出せた方が良いと考えたからです。また腰高の靴箱にすることで、アイキャッチ画像のように上にいろいろなものを置くスペースとしても活用しております。下も空間があるため、圧迫感はなく下にもものが置けるようになっています。
こだわりポイント⑤~玄関収納
図面の左側、画像の鏡があるところである入って右手側奥にハンガーをかけられる玄関収納を用意しました。ここに外回りで使用するコートやカバン等を置けるスペースとしております。現時点でもかなり活用されており、逆にスペース不足で私のものはSICに追いやられがちになっております……。
こだわりポイント⑥~ニッチ
インテリアコーディネーターさんの提案で、おしゃれなコーナーニッチを採用しました。最初はコーナー右側の壁にニッチを三つ配置する形でしたが、リビング扉を右側に寄せることでコーナーニッチとなりました。上部のライトも合わせて非常に良い感じに仕上がったと思っております。
ニッチのメリットデメリットは下も参考にしてください。
こだわりポイント⑦~エコカラット
アイキャッチ画像の形で左側壁にエコカラットプラスを採用しました。最初はカームウッドを予定したのですが、リクシルのショウルームで現物をみて、空間の広がりの視覚効果も考えてキルトの白を最終的に選びました。透湿クロスの白とエコカラットの白で埋もれてしまうかなと少し心配だったのですが、実際に出来上がって見た仕上がりは十分なアクセントとなり満足な仕上がりとなりました。
エコカラットのメリットデメリットは以下も参考にしてみてください。
こだわりポイント⑧~靴箱と框の間の空間
あえて靴箱と框の間に35cmの幅を開けました。これにより玄関ホールから靴を履かないと靴箱にアクセスできないというデメリットがありますが、将来的にここに椅子を置いて座りながら靴を履けるようにしたいと考えております。
こだわりポイント⑨~靴箱の下のコンセント
靴箱の下にコンセントを入れてもらいました。おしゃれポイントとして靴箱の下に間接照明を検討したのですが、約2万ほどかかったので断念しました。その代わりに将来的に照明を置いたり、虫取り用の器具等の設置も考慮してコンセントを配置しました。
こだわりポイント⑩~スマートキーにACタイプを採用
注文住宅ではほぼ標準装備になりつつあるスマートキーを浅雲家でも採用しました。浅雲家的には非常に便利でもう元には戻れないアイテムとなっています。最初は電池式のDCタイプだったのですが、スマホから開閉操作や応答がしたくて電源式のACタイプのスマートキーを採用しました。
スマートキーの選び方と注意点は以下も参考にしてください。
こだわりポイント⑪~玄関収納とSICに鏡を設置
玄関収納とSICに鏡を設置しました。こちらは出かける前の確認と、玄関をより広く感じる視覚効果を狙って採用しました。正直あまり鏡としては活用できていないのですが、視覚的な印象は良い感じに仕上がったと考えています。
こだわりポイント⑫~玄関は人感センサ付き照明
これは採用される方は多いと思いますが、玄関は人感センサ付き照明になっています。照明自体にセンサがあるタイプで、インテリアコーディネーターさんのオススメで玄関上とトイレ前のどちらでも反応するようになっています。現在のところはまったく違和感なく良い感じに反応してくれています。
こだわりポイント⑬~玄関のスイッチだけアドバンスシリーズ
これは本当にプチなこだわりポイントですが、他はコスモシリーズのところ、玄関のスイッチだけアドバンスシリーズのおしゃれなスイッチを採用しました。ただこのコンセントは来客用に別のシーリング照明を点灯するためのものなのですが、まだ照明をつけておらず完全におしゃれのみのスイッチと現状なっております。
注文住宅はスイッチの種類も豊富ですので以下も参考にしてください。
まとめ
建築前の懸念事項振り返り
靴を履かないと靴箱・SICにアクセスできない
建築前の懸念事項として、靴を履かないと靴箱・SICにアクセスできない点が最大の弱点としてありました。ここについては建築前からわかっていたのと、基本的に普段使いの靴はそのまま框前に並べているため、現時点ではそこまで不便には感じていません。
ただこれは我が家は靴を頻繁に変えるような人がいない点も大きい為、おしゃれな方はここは意識しておいた方が良いでしょう。また靴を框前にならべず、靴箱に収納するタイプの方もホールから靴箱へのアクセスはよく考えておくべきです。
北側玄関のため、日中は暗くなりそう
北側玄関のため、日中は暗くなりそうなところが懸念点でした。建築後は画像の通り非常に明るく、また南側の掃き出し窓からの光も入るため、全く問題ありませんでした。ここは良かったです。
プチ後悔? 今思えばの改善点
もう少し狭くても十分だった?
最後は畳スペースの幅を少し狭くして玄関の広さをとったのですが、正直なところ若干広すぎてもったいない感は否めません。玄関単体の満足度は高いものの、畳スペースを削る必要はなかったかな……と若干考えてしまいます。
アドバンススイッチをもっと多用したかった
こちらは私の確認不足でもあるのですが、電波ワイヤレス機能のないアドバンススイッチは差額は500円だったため、例えば1F全体アドバンススイッチでもよかったかな……と少し思っています。ここは機能面ではなくおしゃれポイントなので、本当にプチ後悔です。
まとめ
Web内覧会第1回は玄関編をお届けしました。引き続き他の場所も内覧会をやっていければと思いますので、是非まだ建築前の方は参考にして頂けると嬉しいです!
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