どうも浅雲(あさぐも)です。入居前後Web内覧会第12回目は居室としては最後となる、2階寝室編となります。
アイキャッチ画像は浅雲家の2階寝室を入り口である2階ホールを入った扉から写した現在の写真となります。入居前の良い写真がなく、ベッドが写っているいる点はご了承下さい。
寝室の概要

寝室の役割
寝室は読んで字のごとく、寝るための部屋となります。人間はよっぽどのことがない限り毎日必ず長い時間を睡眠のために過ごす部屋となるため、その快適性は「睡眠の質」を大きく左右し、ひいては覚醒後における「活動の質」をも左右するといえます。
いかに気持ちよく寝られるかを追求するため、遮音性や遮光性、室温や湿度を一定に保つための気密断熱性等、意外と考えるべきことが多い部屋と言えます。
寝室のこだわりポイント
浅雲家の間取り

浅雲家では寝室は基本的に寝るためだけの部屋としたため、そこまで大きなサイズを考えておりませんでした。ただ耐震性等の検討結果で吹き抜けのサイズとの取り合いを調整した結果、最終的には8.2畳とそれなりの大きさとなりました。
こだわりポイント①~寝室収納を設置
最初は間取り上の洋収納の部分はファミリークローゼット側につながっていましたが、寝室から接続する洋収納に変更しました。こちらは布団等の収納スペースが必要であり、そのスペースは寝室に直結していた方が使いやすいと考えたからです。
ですので、このスペースは服をかけるハンガー等のクローゼットタイプではなく、通常の天棚・中棚をそなえた収納としました。また寝室収納の扉については布団等の出し入れを考慮して中央が使いやすいよう両開きの折れ戸としました。
こだわりポイント②~床材はカーペットに。濃い色のクロスを採用
カーペット採用 濃い色のクロス採用
床材は設計士のオススメによりフロアカーペットを採用しました。足触りも良い感じで、冬場は足元が寒くないのが良いところです。現代のカーペットは防ダニ加工も進化しており、パネル状で1枚単位で個別に洗うこともできます。フローリングと比べてほこりが舞い上がりにくいというメリットもありますので、寝室での採用は現時点の実感としておススメできます。
クロスはパナソニックホームズ標準の透湿クロスからアクセントクロス含めて濃いめの色を選びました。こちらは寝室ということで暗めのカラーの方が寝やすいというインテリアコーディネーターさんのオススメがあって採用しました。
寝室を含めた床材・クロス選びは以下も参考にしてください。
こだわりポイント③~寝室扉は引き戸を採用

こちらは遮音性と気密性の観点で開き戸にするかどうか迷ったのですが、最終的には引き戸としました。こちらは収納部分との干渉がどうしても発生してしまう点と、引き戸の部分はベッド下通路となるため壁の利用は考えなくて大丈夫な点のふたつから決定しました。
こだわりポイント④~掃き出し窓に手動シャッターを設置

1階リビングダイニングの掃き出し窓は電動シャッターを設置したのですが、2階の掃き出し窓は手動シャッターとしました。こちらは金額的な観点からの設定でしたが、こちらも契約前にすでにこの設定にしていたため、残念ながら電動シャッターと手動シャッターの金額差は不明です。
ちなみに浅雲家では掃き出し窓すべてにシャッターを設置しました。こちらは防犯や台風時等を考慮したのもありますが、一番の理由は浅雲家は準防火地域であるため、シャッターを設置しないと防火窓にする必要があり、網入りガラスの採用が必須である点がありました。シャッターをつけることで通常の窓を採用可能なため、範囲が広い掃き出し窓はシャッターをつける方向で対応しました。
注文住宅の建設地が準防火地域の場合、注意すべき点がいくつかあります。準防火地域のデメリットと注意点については以下の記事も参考にしてください。
寝室の使用感と改善点

1カ月経過時点での使用感
浅雲家では間取り図そのままの形でダブルベッドとシングルベッドをくっつけて寝ていたため、旧来の賃貸マンションでは狭すぎて奥の人は手前で寝ている人をまたいで寝る必要がありました。それに比べると通路スペースもとれており、睡眠空間としては非常に快適になりました。引き戸からの明かり漏れもほとんど開き戸と比べても変わらない程度です。
外部の音は賃貸マンション時と比べ物にならないほど全く聞こえなくなり、雨が降っているかどうかは窓をあけてみないとわかない状態になりました。外壁の遮音性の部分ではパナソニックホームズに全く不満はありません。
プチ後悔? 今思えばの改善点
建物内の音の通りが良すぎる!
上記で外部の音が聞こえないと書きましたが、逆に引き戸のせいだけではありませんがホールの吹き抜けに面しているため、1階を含めた建物内部の音は非常によく通ります。我が家は寝る時間がだいたい同じなのと、そこまで音に神経質な人がいないため大きな問題になっていませんが、音がするとよく眠れない人は吹き抜けホールに直結する寝室は非常に危険だと感じました。
浅雲家では間取りの変更は難しかったですが、例えば少し遮音性を高めた壁や扉の採用を検討してもよかったかもしれません。
電動シャッターの採用

上述した通り浅雲家では1階は電動シャッター、2階は手動シャッターとしました。やはり電動シャッターは非常に快適で、朝に起きて1階に下りたらあげて、夜に娘が寝る前にボタンを押して降ろすというのがすでに毎日の習慣になっています。
手動シャッターは写真のような紐がついており、シャッター自体は非常に軽くて上げ下げに大きな苦労はありません。ただ、どうしても必ず「窓を開ける」→「シャッターを上げる/降ろす」という手順を踏む必要があるため、虫等の侵入の懸念やひと手間は発生してしまいます。ですので、基本的に朝起きても閉めっぱなしのことが多く、タオル等を干す際に開ける形となります。
住む前に考えていた手動シャッターよりは段違いに楽に上げ下げできるのは間違いありません。ただしやはり1階と比較できてしまうだけにその手間が目立ってしまいます。費用対効果を考慮する必要がありますが、すべて電動シャッターにしても良かったかなと考えております。
まとめ

入居前後Web内覧会第12回目は寝室をお届けしました。寝るだけの場所ということで軽視されがちですが、逆に人生のかなり長い時間を過ごす場所と言えます。浅雲家の例も参考にして頂き、いかに睡眠を快適にするか? を追求しましょう!
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