Web内覧会⑧畳コーナー編~パナソニックホームズ・カサートS

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Web内覧会

どうも浅雲(あさぐも)です。水回り編が終了し、入居前Web内覧会第8回は1階部分の最終回となる、畳コーナー編となります! 

アイキャッチ画像は浅雲家の入居前のリビングから見た畳コーナーとなります。

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Web内覧会⑧畳コーナー

キッチンから見た写真~畳コーナーに視線が通る

注文住宅における畳の部屋

注文住宅において、畳の部屋の存在価値は低下傾向にあるといえます。特に若い世代においては生まれた時から畳の部屋がない家に住んでいる割合も高まっており、そういった場合は必要性を感じない方も多いでしょう。

私の実家は旧来の日本家屋となっており、いわゆる現代にあたるリビングはサザエさん家のような茶の間です。当然そうなると畳の部屋であり、また賃貸マンションでも畳の部屋があり娘のメインの遊び場として活躍していました。妻も実家は畳の部屋があり、畳の部屋はあったほうが良い! という意見で一致していました。

浅雲家の間取り

畳コーナー間取り

間取りについては、部屋として明確に分けず畳コーナーとし、畳数は最終的に5.3畳となりました。板の間が0.4畳あるので、そこも加えれば畳コーナー全体では5.7畳となります。押し入れに関してはSICとの取り合いの関係上、約1畳分のスペースとなりました。様式としては床の間等がある日本古来の「和室」の部屋でなく、現代的な畳コーナーとしました。

こだわりポイント①~部屋として分けず畳コーナーに

間取り上、部屋として分けるか、畳コーナーとして一体化させるかは非常に悩みました。畳を部屋として分けた場合のメリットとしては、

・来客があった場合に区切れる

・宿泊者の布団スペース

・区切ることでの冷暖房効率の上昇

が考えられます。

逆に畳コーナーにした場合のメリットは、

・LDKと一体化することで広く感じる

・キッチン作業中も畳コーナーへ視線が通る

・壁と扉がない分、費用削減につながる

等が考えられます。

浅雲家では来訪者は正直そんなにいないであろうという点と、視線の抜けによる開放感・妻が作業時に娘の行動を把握できるようにという点から、完全に一体化した畳コーナーを採用しました。

畳コーナーを含めた間取りの工夫点については以下も参考にしてください。

こだわりポイント②~押し入れ部分はあえて凹ませて開き戸に

押し入れは板の間分下げて開き戸に

こちらは前回のトイレと近い発想です。まず引き違い戸にすると押し入れの一度に出し入れできるスペースが半分となり、特に中央部分に置いたものが取り出しにくくなります。それを解消するため、まず開き戸を採用しました。畳スペースいっぱいまで押し入れの奥行を伸ばすことも可能でしたが、奥行が中途半端に長くなると結局奥のものが取り出しにくく、かつ人の入るスペースが必要となります。そのため、あえて奥行は使いやすい800mmとしました。そのかわりに板の間を開き戸の開きスペースとし、開いた状態でも邪魔にならない間取りを実現しました。

こだわりポイント③~玄関から直接入れる扉を設置

玄関ホールへの引き戸

先輩ブロガーの記事で回遊導線をかなり意識した浅雲家では、畳コーナーについても玄関から直接入ることができる扉を設置しました。こちらは主に来訪者を意識しての設置でした。

こだわりポイント④~フルフラットの畳コーナーに

リビングとフルフラット

畳スペースというと小上がりにしてその下を収納にするパターンも多くあり、浅雲家でもどうするかは悩みました。畳コーナーのへりに腰かけて座れるようにしたり、収納が増えたりするのは魅力的だったのですが、やはり老後につまずかないか不安な点と、玄関からの導線を設定するうえで段差ができると利便性が下がると考え、最終的にフルフラットとしました。

こだわりポイント⑤~あえて普通の畳に

現代の畳コーナーの場合、半畳で縁のない、「琉球畳」を採用される家庭が増えています。浅雲家でも検討はしたのですが、こちらは単純に費用面で通常の畳の方が安い! と聞いたため、普通の畳としました。

ただ、今思うと契約前に普通の畳にしたことにより、琉球畳との差額が不明です。契約時点では琉球畳を入れておいて契約後減額した方が割引的にもブログのネタ的にもよかったな……と思います。

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まとめ

入居一カ月たった時点での感想

現時点では賃貸マンション時代から引き続き、ほぼ娘のおもちゃや絵本を置くスペースとして十二分に活躍しています。今のところ新型コロナウイルスの影響……は正直関係なく来訪者も皆無であるため、区切らず畳コーナーにしたのは大正解でした。

リビングダイニング単体だと14.1畳ですが、畳コーナーも一体化しているので、そういう観点では畳コーナーと板の間あわせて19.8畳のリビングダイニングという考え方も可能です。

娘の遊び場としても畳スペースとリビングを行ったり来たりして遊んでいるので、つながりがあることについての現時点ではデメリットはありません。押し入れについても容量不足の懸念がありましたがファミリークローゼットを別途で用意していることもあり、現時点ではかなり余裕がある状態です。

プチ後悔? 今思えばの改善点

畳スペースについても現状かなり快適で大きな不満はないのですが、それでもやはり今思えばの改善点は出てきています。

玄関からの扉は不要だった?

こだわりポイントにあげましたが、正直なところ、一カ月経過時点でこの扉を開閉するシチュエーションには今のところ行きあたっていません。来訪者を意識して設置したつもりでしたが、今思うとおそらくもし畳コーナーに入ってもらうような場合はリビングから通すだろうな……と考えています。

壁にしておけばそこにも物を置くことができたため、絶対いらなかった、つけて後悔! まではいきませんが、なくてもよかったかな……とは思っております。

カーテンレールをつける準備はしておくべきだった

リビングと和室を区切る形で、万一の際は仕切るためのカーテンレールをつければ良いかという構想はありました。ただ構想だけで止まってしまい、実際に天井に下地を入れたりすることはしなかったため、今後仕切りのカーテンレールをつけようと考えた際はそれなりに大変なことになることが予想されます。

こちらは構想がある場合は、事前にハウスメーカー・工務店と相談して、後々つける場合に準備が必要ないかは確認しておくべきでした。

新築時点では実施せず後からやりたいことがある場合、事前準備しておいた方が良い場合があるので相談しよう!

和室エアコンは今のところ不要そう

和室に開けたエアコン穴とコンセント

事前にエアコン計画をした際に、和室にもエアコン用の穴をあけてもらいました。ただ、現状はリビングに設置したエアコンで賄えそうであるため、こちらは今のところ不要となりそうです。残念ながらエアコン設置個所も契約前に固めて変更しなかったため、それでどれくらい減額になるかは不明です。

ただ、パナソニックホームズはほぼキラテックタイルを採用されると思いますが、タイル外壁はエアコンの穴あけ標準工事外となる可能性が高いです。また穴の開け方によっては気密性・断熱性が大幅に下がったり、重要な柱や筋交いを傷つけてしまい耐震性も低下する危険性があります

タイル外壁を採用した場合はもちろん、それ以外の外壁の場合もエアコンを施主支給する場合でも必ずハウスメーカーに相談して穴あけはやってもらうことを強くお勧めします。そういう意味では後から開けるよりは多めに設置個所を検討しておいた方が安全です。浅雲家の場合もまだ夏と冬を過ごしていないため、ここにエアコン設置個所を用意しておいたのは後々に良かったポイントに転ずる可能性もあります。

エアコン穴あけは構造を理解できているハウスメーカー・工務店にやってもらった方が安全!

まとめ

入居前後Web内覧会第8回は畳コーナー編をお届けしました。まず畳の間を設けるのか、しかもそれを和室として独立させるのか、もしくは浅雲家のように畳コーナーにするのかは家族の考え方や優先によって大きく変化する部分かと思います。

是非、住んでからあとの使い方を想像の上、後悔のない間取り・家づくりをして頂ければと思います。浅雲家の実例が少しでもお役に立てれば幸いです!

Web内覧会リンク

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