【注文住宅】予算オーバーによる後悔を防ぐ4つのおすすめ対応策~請負契約後の場合・パナソニックホームズ実例紹介

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予算

どうも浅雲(あさぐも)です。注文住宅では、請負契約前にいろいろ考えて事前にもりこんでいたとしても、やはり契約後に上位のものに変えたくなったり、知らない選択肢が出てきたりして予算をオーバーする場合が多々出てきます

今回はそうなった場合に、私が考えるどういうところに気を付けて対応するのがおすすめか? を解説いたします。ただし、請負契約後は原則ハウスメーカー・工務店の変更が難しく、割引もしてもらいにくいのでどうしても請負契約前より対策がしにくいです。

まだ請負契約前の人はまず以下の記事を読んで請負契約前にできることはしておきましょう。

また、実例としては私のパナソニックホームズでのものとなりますので、他のハウスメーカー・工務店の場合減額となりやすいポイントが異なる場合も考えられます。その場合は営業にいろいろぶつけみて検討しましょう。

アイキャッチ画像はくろてんさんによる写真ACからの写真を引用しました。

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予算オーバーによる後悔を防ぐ方法~請負契約後の場合

紺色らいおんさんによる写真ACからの写真

ポイント1~住む人の中で優先順位を明確化する

予算オーバーになった際に、個別のオプションの検討に入る前にまず考えることは 、今一度、自分そして家族の住まいに対する優先順位を明確化することです。単純に順番をつけるのは難しい部分もありますが、少なくとも絶対譲れない部分、妥協しても問題ない部分について住む家族内で共有しましょう

特に家族間、夫婦間で優先順位が大きく異なる場合は、一方が勝手に決めてしまうことで後々にもう一方の不満がたまり新しい家にもかかわらず楽しく暮らせなくなってしまう懸念が大きいです。必ず住む人の中での優先順位の目線合わせを行いましょう。

例えばの検討項目

ここでは検討項目例をいくつかあげますが、これ以外にも検討項目や指標・考え方もありますので、自分にあった指標を検討するのも一案です。

「耐震性」…ここはハウスメーカー・工務店に大きく依存する項目であるため、請負契約後は変更が難しい可能性もあります。例えば標準の耐震等級が低い場合、あげることで費用がかかる場合や間取り構成によっては耐震性を高めるための構造変更が考えられます。まさかの時の備えという観点で多くの方にとって優先度が高いポイントとなるとは思いますが、とはいえ耐震等級2で十分という考え方もあります。認識を合わせることで大幅に費用にを下げられる可能性もありますので検討項目としましょう

「気密断熱性」…こちらも最近の注文住宅では重視したいポイントです。ここもハウスメーカー・工務店に依存が大きいポイントですが、ハウスメーカーによって窓や性能気密断熱性を高める断熱材等の厚み等に選択肢がある場合もあります

「デザイン性」…家の性能に依存しない部分ですが、家の見栄えにかかわる項目となり、人によっては住んでいる際の満足度も左右する項目です。ここは人によって大きく優先度が変化する項目とはなりますので、家族観での認識を合わせておきましょう。 エコカラットの採用やクロスの種類、水回り装備のカラーのグレード等によって十万単位で価格が変わる可能性があります。あまり考えずに色を選んだ場合はグレードを下げることで結構な削減効果があります

「メンテナンス性」…ここは見逃しやすい項目ですが、今後家で過ごしていく中で、メンテナンスの手間やコストは後々までかかわってくる部分です。後述しますがメンテフリーを標ぼうする浅雲家では最重視した項目です。

ポイント2~後々変更が容易な部分かどうかで判断する

予算オーバーでの削減を考える際のひとつの考え方として、後々に変更が困難な部分を優先し、容易な部分を優先して削減することが考えられます。

例えば、家の構造体は家を建て直さない限り基本的に変更がききません。それに対してキッチン・風呂・トイレ等の水回りの設備は高額ではあるものの20年もたてば耐用年数となりますし、後々のリフォーム工事も可能です。そのため、躯体や断熱材等の構造体に比べれば優先は低いと考えられます。さらにいえばクロスやカーテン、空調がエアコン等は変更が容易であるため、さらに優先を下げてもよいでしょう。

また太陽光発電に関しては実は後付けでの設置も可能です。電気のランニングコストの観点と停電時の備えという観点の両面を勘案し、そこまで優先が高くなければやめる選択肢も考慮しましょう。

ポイント3~値段が大きい部分から考える

予算オーバーの規模にもよりますが、小さなものをいくら削減しても予算には追いつかない場合があります。例えば太陽光であったり、全館空調であったりは百万単位で価格が変わるため、優先度によっては検討項目にあがります。

他にも外壁材の選択であったり、キッチンのグレード等も候補にあがります。

ポイント4~施主支給する

こちらはそこまで大きな削減効果はありませんが、施主支給を実施することでハウスメーカー・工務店経由で設置する場合より価格削減ができる場合が多いです。こちらはハウスメーカー・工務店とやりたいものによってできるできないが変わりますので、早めに営業と相談しましょう。

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浅雲家パナソニックホームズ実例

浅雲家の外観

浅雲家ではパナソニックホームズで建築しましたので、パナソニックホームズでの実例となります。上述しましたが他のハウスメーカー・工務店の場合は値下げとなる部分が異なる場合も多々ありますので、営業と相談して検討を進めましょう。

住む人の中で優先順位を明確化する

ここについては浅雲家ではまず第一に優先する点として「メンテナンス性」を掲げていました。正直なところ、今思えば「気密断熱性」をもっと高めたかったところですが、建築時点ではそこまで重視していませんでした。また「耐震性」については私はそこそこで良いと考えていましたが、妻はかなり重視していたので優先は高めでした。

「メンテナンス性」を最重視していたので、 パナソニックホームズの売りである「キラテックタイル」については必ず入れるつもりでした。 その他にもキッチンのレンジフードのメンテナンスを楽にする「ほっとくリーンフード」や風呂掃除の手間を削減して部屋干しを楽にする「浴室乾燥機」についてはできる限りより良いものを選びました。

後々変更が容易な部分かどうかで判断する

「キラテックタイル」については上記の通りで。また屋根材や断熱材、窓のグレードについてはほぼほぼ請負契約前に固めていたため、大きな変更はしませんでした。

そんな中で請負契約後に増減して効果が高かったのが「窓の増減」でした。窓は不可能ではないものの、後から増やしたり減らしたりするのはかなり大掛かりなリフォームになります。パナソニックホームズでは窓の減少に比べてタイルが増えた分は微々たるものだったため、一つ窓が減ると十万弱の総コスト減少ができました

値段が大きい部分から考える

私の場合は太陽光・全館空調は元から考えていなかったので、請負契約後は数百万単位で値段が変わるものはありませんでした。

こちらの実例としては床の挽板フローリングの増減がかなりインパクトが大きかったです。クローゼット内やウォークスルークローゼットをクッションフロアにすることで、こちらも十万近い削減効果がありました。

施主支給する

浅雲家では旧居である賃貸マンションで使っていた照明・エアコンについては極力持っていく方向で対応しました。その他、シーリングファンについても施主支給することでパナソニック製以外のおしゃれなものが選択でき、しかも4万円ほど費用削減ができました。

またパナソニック製のナノイー発生器を単独で入れようと考えている方にとてもおすすめなのがナノイー&人感センサ付き照明」です。 浅雲家ではトイレとSICに採用しましたが、ナノイーの匂いをとる効果はかなり高く、トイレに芳香剤は不要になりました。人感センサもついていますので非常に使いやすいです。ぜひご検討ください。

浅雲家の請負契約後の増減まとめ

浅雲家の請負契約後の価格増減の変遷はいかに詳細がありますのでご確認ください。

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まとめ

photoBさんによる写真ACからの写真

できる限り請負契約前に予算オーバー対策をすることで、請負契約後に金額が膨れ上がる可能性を最小限にすることができます。とはいえ、予想外の部分で予算オーバーとなる場合は往々にしてあります。そんなときはぜひ今回の記事を参考にして予算内に抑える為にも取捨選択を行ってみてください!

Web内覧会リンク

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